とにかく明るく前向きに考えるように努めてきた人生だ。

だからか、人生において、『あの時に戻りたい』『あの時にこうしてたらもっと人生楽しかったのに』とも考えないようにしてきた。

人生って苦楽はつきものだし。


そんな私も、2回だけ、選択ミスをしたと思う過去がある。後悔なのか、過去への好奇心なのか、それは未だにわからない。

その一つに、親の転勤で東北に2年間だけ住んだことがあり、その地に戻れば良かったという選択だ。


うちは珍しいくらい東京に根付いた家系である。

田舎が無い。

そのため小学2-3年生の2年間だけ住んだ東北は、印象によく残っている。後にも先にも、あんなに自然と共存した時期はないし、子ども心にも、のんびりと過ごせたのはあの時期だけだった気がする。

転校生の受け入れ慣れをしたエリアだったようで、多少の意地悪はあったものの馴染んでしまえば、皆、楽しく優しかった。

なのに、東京に戻ってから、まったく連絡を取ることもなく、、、唯一、高2の時に高校サッカーに選手として出ていた友だちに再会したくらいだ。


ずっとどこかで懐かしく思っていた。

東京以外の故郷がないからなおさらだろう。

東京に戻ってから友だち皆と連絡をとり続けていたらどうだったろうか。

大学受験時に、その地を選んでいればどうだっただろうか。


きっとこんなに仕事付けで、ずーっと頑張り続けなきゃと思った暮らしではなかったように思える。


昔を思い出してしょうがないなんて、私も老いたのかな!?