本日の広島×中日戦で広島の前田智徳選手が2000本安打を記録した。


プロ生活18年目、幾度となく選手生命を危ぶむケガを乗り越えての達成だった。


わたしは阪神ファンだが、個人的に前田選手は好きな選手でもある。


熊本工業時代からその比類なきバッティングは評判だった。


広島に入団して高卒1年目からベンチ入り。(最初の背番号は51、次に31)


1年目の後半にはほとんどレギュラーで試合に出場していた。


当時の山本浩二監督も前田選手のセンスには驚いていた。


その才能は自他共に認めるところだったろう。


それでも選手生活は順風満帆ではなかった。


度重なるケガで戦列を離れることが多く、シーズンを通して活躍できない時期があった。


それを乗り越えての達成だけに本人も関係者も喜びひとしおだろう。


野球にたら、ればは禁句だが、もしケガをしていなかったらイチローよりも早くメジャーで活躍していたかもしれない。


ここ近年はケガもなく若き主砲新井選手、栗原選手の後で睨みをきかせる、敵にとっては怖い、味方にとってはこれほど頼もしい存在はないといえる選手としてチームを引っ張った。


目元がキリっとしていてサムライを連想させる風貌から男っぽさを感じさせる数少ない選手でもある。


これからも凄みを感じさせるバッティング、気迫あふれるプレーを期待します。(でも、阪神戦では打たないでね)


前田選手、2000本安打達成おめでとう!!