幸せになるために、人ってきっと色々努力するんだと思う。
なのに、どうして多くの人は、「幸せ」を選ばないのか、
不思議で仕方がない。
こう書くと、きっと「?」って思う人、たくさんいると思う。
どんな人でも幸せになりたいに決まってる!って
多くの人は言うから。
だけど、私から見たら、本当に幸せになりたいと
思っている人は、実はすごーく少ないのではないかと
思う。
だって、たいていの人が明らかに「幸せにならない方」を
選ぶから。
もちろん、選んでいる時にそれに気づいている人は
いないのかもしれない。
自分が「幸せ」を選択していない、なんてことは。
でも、私は思う。
もし、安月給で生活していけるかどうかわからないけど、
楽しい仕事と、十分生活していけるお給料がもらえるけど
辛い仕事、どっちを取る?
って聞かれたら、きっと多くの人が辛いけど生活して
いけるお給料もらえる方を選ぶよね。
その月給で生きていけるかどうかってとこがミソ。
きっと、普通の人は生活できなきゃダメって思って、
辛い方を選ぶ。
その選択は、古い世界でなら、もちろんOK。
「そうだよね、世間は甘くないもんね」的な
言葉で、皆が納得する。
でも私は思う。
それは、生きていくための最低限の選択であって、
そもそも「幸せになるための選択」ではないよね?と。
もちろんこれは、例えだ。
どれが正しい選択、というものは本当はない。
でも、そもそも生活のために「辛い仕事」を
選んだ人は、当然、辛い生活が待っている。
経済的には、生きていけるかもしれないが、
この時点で、心が死んでしまうかもしれない。
多くの人は、経済活動が大切過ぎて、自分の
心が生かされているかどうかについて、
あまりに無頓着だ。
自分の心や感情にふたをすることで、
何とか生きている。
それって、何のために生きているのか、
何のために生まれたのか、私はいつも
問いたくなる。
もちろん、今の社会に生きる以上、
お金は大切だ。
それを無視しろとは言わない。
けれど、多くの人は、自分が選んだものが
「生活できるけれど辛い仕事」を選択し、
「自分を楽しませてくれる仕事」を
選択しようとはしない。
それは、あくまで「自分が生きるため」
なのだが、「生きる」ということは、決して、
体を生かすためだけにあるのではない。
体が生きていればいいのであれば、なにも
人間である必要もない。
私はいつもそこが疑問なのだ。
幸せになりたいなら「幸せ」をまず最初に
選択する癖をつける必要がある。
何しろ、どんな「条件」がついていたにせよ、
最初に「幸せにならない」選択をしてしまえば
当たり前だが、結果も「幸せにはなれない」。
どうにか、違うことをして、頭でごまかそうとしても、
結局、私たちは自分の心だけは、どうやっても
騙せない。
かくして、心は辛くなり、そのうち体もそれに応えはじめる。
つまり病気になったりするのだ。
逆のことを考えてみよう。
「生活できそうもないけれど、楽しい仕事」は、
今までと同じ生活はできないかもしれないけれど、
少なくともお給料はもらえる。
何より、それをすることが楽しい!!
その時間は、私たちの命を生かしてくれる
時間だ。
より楽しい時間を過ごし、充実し、心は踊り、
その時間が嬉しくて仕方がない。
そうやっていると、次第にもっと別のところから
お金が入って来るかもしれない。
誰かのサポートが入って、生活そのものに
変化を生むかもしれない。
もちろん、これはあくまで仮定の話しだ。
けれど、少なくとも私は、やりたい時にやりたいことを
やって、不幸だと思ったことはない。
私たちの時間は、本来、お金に換算することは
できない。
だってそれは、私たちの命の時間なのだ。
お金に換算され、食べ物や衣服や住むところに消えていく
それは、私たちの命で贖われたものだ。
辛い仕事や人生は、私たちの命を削りながら、
創られていく。
楽しい仕事と人生は、私たちの命を生かしてくれる。
あなたがやりたいことに費やす時間は、削る時間ではなく、
体感し、体験する時間である。
本当のあなたの人生を取り戻してほしい。
「ない」と信じる意識の中からは、実際にないものしか
得ることができない。
(だから何も得ることができない。)
「ある」と信じ、それを知っている意識からは、より
多くの現実を受け取ることになる。
あなたがまだ知らないこの世の理は、
驚くほど簡単で、変化に富み、より多くの富をあなたに
用意することができる。
それをあなたが心の底から信じることができれば、
あなたはすべてを得ることになる。
あなたが欲しいものは、なんですか?
それに沿った選択をしていますか?
あなたがら選んだものが、今のあなたを作り出す。
未来のあなたは今のあなたが選択したものから生まれる。
あなたは、何を選びますか?
大切なのは、いつでも、あなたが最初に
「何を選んだか」「何を選ぶと決めたか」
なのだ。
あなたが選んだもの
「幸せ」と「そうではないもの」。
それがあなたが受け取る結果そのものだと
言うことを覚えておいて欲しい。
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