10月20日、京都のTOHOシネマズ二条で行われた知英主演の「どすこい!すけひら」の舞台挨拶に参戦してきましたので紹介します。
ネタバレありますのでご注意ください。
MCのアッパレード木尾さんの紹介で知英と宮脇亮監督が登場します。
ビッグバンドのBGMで登場した知英は左肩から袖がシースルーになっている黒いドレスで登場しました。
MC「主人公を演じてみて?」
知英「今回は特殊メイクと夏が暑かった思い出があります。監督とどうしたらこのシチュエーションで最高に面白くできるのかいつも話し合って撮影しました。」
MC「作品で拘ったことは?」
宮脇監督「ファットスーツを着た知英さんがひとつも文句を言わないでニコニコして楽しそうにやってくれて、それが励みになって乗り切れた。」
MC「特殊メイクはどのくらい時間が掛かるか?」
知英「約3時間くらい...早く準備した時は3時とか4時から準備を始めるので途中寝てしまう。」
何かコンプレックスはありますか?
知英「中学校小学校の頃、顔の半分が目だったというくらい目が大きい子供だったので、みんなが私を呼んでいたのは「かえるちゃん」でした。かえるのイメージが嫌だったので目を半分くらい開けて歩いていた。今は目が大きくて良かったと思っている」
MC「ちなみに監督は?予定には無いんですけど...」
(会場笑)
宮脇監督「髪の毛が天パーでコンプレックスです。今はムロツヨシさんとか大泉洋さんとか目指そうかと思う。」
MC「でもパッとみたら天然パーマというよりお洒落パーマ...」
知英「できあがってますもん、なんかね!」
(会場笑)
宮脇監督「もういじんなくていいです」
MC「目を覚まして違うものになるなら何?」
知英「男性になりたいと思う。男の人と入れ替わる作品を2作品やっていますが、それだけでは物足らない。本当に男性の体になって。男性らしいことをやりたい」
宮脇監督「映画に出てくるたくや君のようなアイドルになってモテたい。」
知英「アイドル大変ですよ(笑)」
(会場笑)
MC「美容に関してやっていることは?」
知英「お水をたくさん飲むこと。悪いものを全部流してくれると聞いたので1日2リットルくらい飲みます。あとは運動したり...監督はどうですか?」
宮脇監督「水は飲みます。普段運動は全くしていない」
MC「撮影の印象に残るエピソードは?」
知英「現場で監督と話して変えたシーンがあった。私はやり過ぎる人なので、監督が良い時は放っておいてくれて、やり過ぎた時はちゃんと抑えてくれたんで、こういう綾音(あやね)が出来上がったたと思います。」
宮脇監督「知英はあきらめずに考えてくれるので助かった。台本から想像できる以上の演技を知英がやってくれるので、撮影が楽しみだった。」
MC「これから観る人向けに見所を教えてください。」
知英「彩音の恋、友情の成長記録でもあり、彩音を見て勇気をもらったり周りにいる人たちの大事さを感じてもらえると嬉しい」
宮脇監督「知英の言ったことに付け加えて、昔の映画のオマージュが3か所くらいあります」
報道記事は下記URLよりご覧ください。
https://www.oricon.co.jp/news/2146854/full/
舞台挨拶の補足説明をします。
中学校小学校の頃、顔の半分が目
こんな感じでした!
男の人と入れ替わる作品を2作品やって
映画「片想いスパイラル民王」と「レオン」ですね。
(※ご指摘があり修正しました。)
昔の映画のオマージュが3か所
仏像の頭が転がってくるこのシーン
これはスティーブンスピルバーグ監督の作品「レイダース失われたアーク」の大きな岩が転がってくるシーンのオマージュだと思います。
あと、りゅうちぇるとローマをデートするシーンは、ウィリアムワイラー監督の「ローマの休日」そのままでした(笑)
あと、もう一か所が考えたけど思い浮かびませんでした。
さて映画の感想を少し話したいと思います。
作品自体は喜劇です。
冒頭、知英演じる綾音が静岡の農場で牛の乳しぼりにその能力を発揮するのですが、いつも乳をしぼられる牛の「もうちゃん」は何故か関西弁(笑)
もうそこから可笑しくて、私は笑ってしまいました。
滞在先のローマでちょっとした事故に会いまづ。それが原因で激太りで「どすこい」と呼ばれていた綾音はスタイル抜群の美女になり、二人の男性から交際を迫られることになります。
ひとりは草川拓弥さん演じるアイドル湊拓巳
金子大地さん演じる高校の先輩であり湊拓巳の後輩、馬渕隼人
知英がこの二人に簡単に惹かれていくことには少し違和感を覚えました(笑)何故かというとイイ男ぶり鼻につくんです(笑)
まあ、そういう演出なので仕方ないのですが....
もしかしたら焼きもちかもしれません(笑)
さて私のように変なことに想いを巡らせず、もっと軽くストーリーを楽しむと結構爆笑できます。
とくに綾音を助けに来たおデブの友達が乗った車に拓巳が押し込めれるシーンは絶対可笑しくて声が出ると思います。
またこれは個人的に思ったのですが、脇役であるりゅうちぇる演じるオカマのフレッドの演技が結構自然で良かったと思いました。結構ハマリ役かも....
映画館の私の隣に座っていた女子2人はりゅうちぇるファンらしく、大爆笑していましたよ(笑)
知英も舞台挨拶で話しているようにこの作品は笑いだけでなく「恋」、「友情」による成長もテーマで、ラストにりゅうちぇるから「いい女が出ている」と言われる時の綾音は、いつもの素敵な知英そのもので惚れ惚れすること間違いなしです。
私は京都国際映画祭に便乗して先行公開で鑑賞しましたが、全国一般公開は11月1日からです。
知英ファンでなくても十分楽しめる作品だと思いますので、どうぞご鑑賞くださいませ!