9月30日ニコル公式ファンクラブから「大切なお知らせ」として公式ファンサイト閉鎖の告知がありました。
その主な理由は、日本での所属事務所CJビクターエンタテインメントとの契約満了ということです。
「大切なお知らせ」は下記URLから閲覧できます。
http://nicole-cjve.jp/news.cgi/view/137
二コルさんはKARAを脱退し、NYでダンス修行して韓国でシングル曲「MAMA」でカムバックしました。
私の知っている限りではKARAにいた頃のような興行成績は上げられなかったようです。
そして日本ソロデビューを果たしシングル「SOMETHING SPECIAL」を発表し、続いて「DON'T STOP」や「HAPPY」を収録するアルバム「bliss」を発表します。
「DON'T STOP」
「HAPPY」
二コルさんの発表した曲のなかでも私は「DON'T STOP」が大好きでした。
キュートなMVやノリの良いアレンジも、二コルさんの自由奔放な明るさが存分に発揮され、それでいて日本的な恥じらいも垣間見られる秀作だと今でも思っています。
さて何が良くなかったんでしょうか？
以前ブログにも書きましたが、当時韓国のファンカフェ「Nicoling」の方からB2Mエンタへ二コルさんの活動について提言したいということで意見を求められたことがありました。
その時私は「B2Mエンタの方針をハッキリする必要がある」と回答しました。
具体的には、
１．日本に軸足を置くのか、韓国に軸足を置くのか？
２．広くファン層を広げたいのか、コアなファンへのサービスを重視するのか？
３．流行歌を目指すのか、R&Bスタイルを貫くのか？
そして私の理想としてこのように話しました。
二コルさんはまず韓国での活動を活発にしてファン層を広げたのち日本での活動もバランスよく行うのが良い。そのためには韓国での活動の頻度も「MAMA」の頃より増やす必要がある。
過去ログは下記URLから閲覧できます。
http://ameblo.jp/loveyouwithallmyheart/entry-12083355311.html
その後のニコルさんの活動は、私の意見とはことごとく逆でした。
多分B2Mエンタは自身の作ったタイムスケジュールに沿って強引に進めたんだと思います。しかし、その進め方は消費者(ファン）不在だったのは否めません。
特にファン層のすそ野を広げなければならない韓国での活動が疎かにされたと感じたのは、私だけではないと思います。
CJビクターエンタテインメントとの契約更新が無いと云うことは、ニコルさんが日本での活動の足掛かりを失ったことを意味します。
しかし私は希望を持っています。
むしろ、以前よりも状況は良くなったとさえ思っています。
何故なら、韓国に軸足を置くしか無いからです。
先日のHIT THE STAGEのダンスパフォーマンスは、韓国でのファン層のすそ野を広げるのに十分なインパクトがありました。
同様のパフォーマンスが「MAMA」で活動していた頃に韓国で披露できていたら、今の状況も随分違ったものになっていたかもしれないと悔やまれるところですが、そのようなチャンスは韓国に軸足を置いて活動するニコルさんに再び訪れるはずです。
ニコルさん本人、そして彼女をマネジメントするB2Mエンタのスタッフがそのチャンスを逃さなければ、きっと光が見えてくるはずです。
日本進出はそれからでも遅くないと私は思うのです。
私は今回の契約満了をうけて、喪失感よりも期待感の方を大きく感じています。
ニコルファイティン！
※B2Mエンタは2015年にCJE&Mと業務提携していますので、本文中のB2MはCJE&Mと読み替えて下さって結構です。