こんにちは、心理カウンセラーのあやかです。
今日は、私の心の中にずっと響いていた“もう一人の私”の声について書きたいと思います。
もしあなたの中にも似たような声があるなら、一緒に見つめてみませんか。
その“声”に気づいた瞬間
ある日、彼と何気なく話していたときのことです。
その場の空気を壊したわけでもないのに、心の奥から急に声が響きました。
「私って、やっぱりダメなんじゃない?」
胸がぎゅっと縮むような感覚とともに、頭の中ではいつもの言葉があふれてきます。
「もっと頑張らなきゃ」「全然足りてない」「また失敗するに決まってる」・・・。
声はどんどん大きくなり、彼の言葉も耳に入らないくらいでした。
そのとき、ふとよぎったのです。
「これは本当に“私の声”?」
「私をこんなに責めているのは、いったい誰?」
その瞬間、初めて気づきました。
私の中には、“私を責めるもう一人の私”がいるんだ、と。
責める声の正体
振り返ってみると、その声は私を守ろうとしていたのかもしれません。
「失敗する前に自分を責めておけば、傷つかずにすむ」
「ちゃんとしていれば、嫌われないはず」
「もっと頑張れば、見捨てられない」
そうやって必死に私を守ろうとしていた。
でもその守り方は、あまりにも厳しくて、逆に私を苦しめる“批判者”になっていたのです。
その声と戦っていた頃
私は長い間、その声に必死で反抗してきました。
「そんなの気にしてない」
「私はできてるから大丈夫」
「また考えすぎてるだけ」
否定して、見ないふりをして、なかったことにしようとしました。
けれど無視すればするほど、その声はますます強くなって、私を締めつけていきました。
まるで「私は出来損ないのあなたを全部知っているよ」と言っているかのように。
戦うことをやめてみた
あるとき、私は力を抜いて、こんなふうに語りかけてみました。
「なにがそんなに怖いと感じるの?」
すると声が一瞬止まり、胸の奥に隠れていた思いが返ってきました。
「だって、嫌われたくないんだもん」
「可愛い子でいたいのに、そうじゃなくなるのが怖い」
「私ダメだから、頑張ってやっと一人前なんだもん」
私を責め立てていた“批判者”は、気がつけば”傷ついた子ども”に姿を変えていました。
「そっか、またひとりぼっちになるのが怖かったんだね」
そうやって友達に寄り添うように話をしていると、不思議と責められている苦しさが和らいでいったのです。
声は今も私の中にあります。
消えることはないけれど、支配されずに“私”として過ごせる瞬間が少しずつ増えていきました。
あなたの中の“声”へ
もしかしたら、あなたの中にも“もう一人のあなた”がいて、いつも責める言葉を投げかけているかもしれません。
でも、その声もまた、あなたを必死で守ろうとしてきた存在です。
だから、もし少し余裕があるときには、立ち止まってその声を「見てあげる」時間を持ってみてください。
「どんな言葉をかけてくるのか」
「その声は、何を恐れているのか」
「今のあなたなら、どう返してあげられるのか」
そうやって向き合ってみると、あなた自身が少しずつ軽くなっていくはずです。
あなたの心の中には、どんな“声”が響いていますか?
