18歳と3ヶ月


しぞーかで生まれ育った私が

初めて飛行機に乗り

遥か遠くの異国の地に降り立った


何度も本や雑誌で見た国

世界地図を眺めて、海の向こうに想いを馳せていた

どんな人が、文化が、食べ物が、音楽が、、

あるのだろう


韓国を経由してやっと辿り着いた、


イギリス



音も、匂いも、空気も、

全てが想像の範囲を超えていた


学んできた英語が生きている国


教科書やテストであれだけ触れてきた、のに

生きているそれは全然違っていた


英語、日本語、韓国語、フランス語、

言葉って、思いを伝えるツールなんだと初めて知った


ベネズエラ人が、中国人が、スイス人が、ブラジル人が、「本当にいる」って事を初めて知った


勿論、言語だって国だって人だって、存在しているのは知っている


でも、私の体が身を以て経験したのは初めてだった


初めてできたのはイタリア人の友人

「Nice shoes!  Where did you get them? 」


それから買い物に行ったり、ディスコに行ったり、

よく遊んだ


台湾人のお姉さん

ブラジル人のルームメイト

ドイツ人のクラスメイト


「英語」を使ってどんどん友達が増えて行った


彼女達が母国に帰った後も遊びに行かせてもらったり、文通したり


本当に楽しかった



皆、違った

文化も言葉も考え方も宗教も


でも、

皆一緒だった


嬉しくて笑い、別れに涙し、父母から生まれ、今を生きている


28年も前なんだけど、

今でもハッキリ皆の顔を覚えている


皆、元気かな?

幸せを感じているかな?

そうであって欲しいな



戦争の記事を読んだからか、ふと思い出しちゃった


世界中の人が他の国の友達を沢山作れば、戦争は無くなる、きっと


実際に「存在している人」だってわかれば




整理収納のことを書くつもりだったのに

世界平和の事になっちゃった


ま、いっか


だって


整理収納アドバイザーは世界を救う✨


んだしね☺