私はスコットランドに住んでいる間にたくさん旅行に行きました。

アイルランドに一回行ったのを除けば、すべてスコットランド内でした。

 

スコットランドが大好きだったので、スコットランド中を見て回りたかったのです。

その中で一番のお勧めをご紹介します。

 

最初に言っておきますが、私は一人旅で、車もなかったのですべて徒歩とバス、鉄道で移動していました。宿は殆んどがユースホステル。食事はユースのキッチンで自分で調理。貧乏旅行でした。なので車で優雅に回りたい方には参考にならないかもしれません。

 

No.10 Findhorn

ここは私が所属していたスピリチュアルコミュニティがあるところで、海のそばに広大な土地があり、そこでたくさんの人々が生活していました。

なんといってもビーチの美しさが比類ないです。すぐそばに空軍基地があるのはスコットランド中で一番空が晴れているところだからだそうです。

コミュニティにはカフェや売店もあり、そこからビーチまで歩いていくこともできます。

また近くには地元の人たちが集うカフェやパブなどもあります。

 

No.9 

アイオナ島

その昔、聖コロンバがキリスト教を初めて伝えるために上陸したのがアイオナ島です。彼と弟子が作ったアイオナ大聖堂があります。小さい島なのですが、見るところはたくさんあります。小さいながらホテルやカフェ、スーパー、B&Bもあります。とても自然が美しいところです。

キリスト教のボランティア施設がありそこにも滞在することができます。アイオナ島にはフェリーで行けます。

 

No8

エジンバラ

言わずと知れたスコットランドの首都。とにかく美しい都市で街を歩いているだけでも楽しい。博物館や美術館もあるし、なんといってもエジンバラ城は壮観です。町にバグパイプの演奏者がいてキルト姿で演奏してくれます。ここを拠点にして観光しても便利です。素敵なレストランやカフェ、お店もいっぱいあってお土産を買うにも便利です。

 

No.7 Plocton

インバネスから列車で2時間以上行ったところにある小さな港町。美しいことで有名。

とにかく美しい。またここは新鮮な魚介類が食べられる。ここで食べたSeafood Platter は私の人生で最高の味だった。港からアザラシツアーがあり、予約しておくとボートに乗ってアザラシを見に行ける。かなり近距離でアザラシを見られる。

とてもユニークなお土産屋さんがあり・おばあさんが一人で自分で編んだマフラーを売っていた。色がとてもきれいでつい買ってしまった。私はまだ持っている。

そしてここには山の中にopen churchがある。これは必見。カトリック教会が打ち壊されて礼拝ができなくなった時に住民たちが自分で礼拝できる場所を山の中に作ったのだという。ゲートがあり、ベンチのような座れる場所があり、私が行ったときはそこでおじいさんが新聞を読んでいた。2020年の人口は468人だそうです。

 

 

No.6 スカイ島

スコットランド最大の観光地。見所がいっぱいある。

スコットランドらしい雄大な景色を楽しむことができます。

ポートリーと言うきれいな町があり、そこから色んなツアーが出ています。B&B
もたくさんあります。

ただ、雨が多いので、雨具をしっかり準備していってください。そしてバスは時刻表通りに来ないので、覚悟するように。

 

 

No5 ルイス島

フェリーで行きます。素晴らしく美しいビーチがあります。

バスに乗ったとき、運転手さんにビーチに行きたいと言ったら「世界で一番美しいビーチがあるがそこに行きたいか?」と聞かれ、「行きたいです」と言ったら連れて行ってくれ、(バス停のないところ)この時間にここに立ってたら乗せてあげるから来るように。と言われました。本当に信じられないほど美しいビーチで、もちろん泳ぎました。人がたくさんいましたが、泳いでいる人は皆無。水が冷たすぎるのです。でも私は泳ぎました。

最高に気持ちよかったです。

 

注意点:ルイス島はキリスト教の影響が強くて、日曜は安息日なのですべてが休みになります。バスもタクシーもフェリーも売店もレストランも閉鎖。それを知らないで行ったので、大変でした。でもご安心ください。中華料理店はオープンしています。

 

No.4 Borders

 

スコットランドとイングランドの境にある場所。何十年も戦いが行われた場所なので、廃墟が多いです。メルローズ修道院があります。ミュージアムがあり、歴史的な品々が展示されていました。記憶が確かではないのですが、たしかスコットランド女王のメアリ1世の手紙があったと思います。しかも処刑前夜に書かれたもの。

そのほか修道院の僧たちが身に着けていた衣とか、自分を打つための鞭とかが展示されていたように思います。ここはなんかデジャブを感じました。どうも前世にここに住んでいたような気がするのです。修道院はとても厳しいところで、食事は1日2食、粗食で、麻の衣をまとい、沈黙の誓いを立て、賛美歌を歌うとき以外は口を開かないというものでした。

修道院の庭や周りの景色は美しかったです。Borders は廃墟が多いですが、自然は本当に美しいです。

 

No.3 

Stonehaven

友人が住んでいたので何回か行ったところです。ここで有名なのはなんといってもDunnottar Castle です。切り立った崖の上に立つお城の廃墟で、目を奪う景色です。

これは実はもう何十年も前に旅行雑誌で写真を見て、「なにこれ、なんて素敵。絶対行きたい!」と思ったものの、どこのお城なのかも覚えてなかったというもの。友人の家を訪ねていく途中で子のお城を列車の窓から見たのはうれしい驚きでした。

早速翌日連れて行ってもらい、魅了されました。廃墟なのですが、スコットランドらしい雄大な景色でした。ここには2019年にももう一回行きました。

大抵のスコットランドのカレンダーには子のお城が載っています。一度は見る価値があります。

 

 

 

No.

Cape Wrath とNorth Scotland

スコットランド北部に行くと、どんどん木々が少なくなり、岩や灌木のみの荒涼とした景色が広がります。 Cape Wrath はスコットランド最北端です。ガイドさんは、ここから先はもう北極しかありません。と言われました。

ここは軍の所有地で、予約したバスしかここに入れません。一種世間離れした異様な美しさのある場所です。野鳥の宝庫でもあるそうです。軍はここを爆弾などの実験に使っているとのことです。

もう一つのスコットランド北部のみどころ。

Durness とSmoo Cave, 洞窟です。ボートに乗って中を観光できます。スコットランドらしい壮大な景色が楽しめます。ここを訪れるために最寄りのユースホステルに泊まったのですが、私が経験した一番粗末なユースでした。男女混合で同じ部屋とか。。ありえない!シャワー室が空くのを待つのは外で、風に吹かれながら待つというもの。とにかく原始的なところでした。でもここはキャラバンパークもあるので、キャラバンがある方はここに泊まってゆっくりできます。これはフィンドホーンで出会ったゲストの人がメールでここが息をのむような景色であると書いてきたので、行くことにしたのですが

ほんとに息をのむような景色でした。

 

 

No.1  オークニー諸島

スコットランド北部にある諸島。遺跡もあるし、とにかく人が優しいです。

基本、私は一度行ったことのある所にはあまり行かないのですが、ここは遠いにもかかわらず、二度も行ってしまいました。

5千年以上も前の遺跡があり、また有名なStanding Stones があります。ここの巨石はそばに行って触ることも可能です。Standing Stone を見ながらはるか昔人々に思いをはせるのもいいのではないでしょうか?

風が強くてあまり木が育たないので、灌木や茂みばかりで、岩が転がっているだけの荒涼とした景色ですが、わたしは気にいりましたね。

オークニーの名物はオークニービーフです。オークニーでは広大な土地に牛さんを放し飼いにしているのです。だから牛さんはみんなすごく幸せそうでつやつやしています。こういう牛さんならおいしいはずですよね~

そして見逃してはいけないのがイタリアンチャーチ。第2次世界大戦のときに捕虜となったイタリア人兵士たちが建てた美しい教会です。スコットランドの教会は重厚なのですが、このイタリアンチャーチは全然違っていてカラフルでロマンチックで美しいです。

 

 

 

番外編

No10の中になんでグラスゴーがないの?と言われそうだけど、もちろんグラスゴーも行きましたよ。

自然博物館などは良かったけど、一番の問題は言葉が通じないこと!

もうそのころはスコットランドに住んで2年目くらいで日常英会話には不自由してなかったのに、グラスゴーでは簡単な会話さえ聞き取れず、ドーンと落ち込んでいました。

カフェでコーヒーを注文したのに、ウエイトレスさんが言った言葉が聞き取れず、5回も聞き返して、やっと「Do you want milk?」と言っていたのがわかったという始末。

 2泊3日の予定を切り上げて1泊2日で去りました。グラスゴーは訛りがひどいのです。

イギリス人でさえ、聞き取れないこともあるそうです。

 

 

 

私が2回以上訪れた場所

 

Plocton, Orkney, Stonhaven, Iona, Edinburgh Inverness