2日前にショッキングなニュースが入ってきました。

 

私が2008年から2011年まで働いていたコミュニティ、フィンドホーンがすべての教育プログラムを停止するそうです。

 

これからどうなるのかはっきりしませんが、もうワークショップなどに参加することはできないことは確かです。

 

メンバーを40人ほど解雇していくようです。

 

色々なことがまだはっきりしないので、何とも言えませんが、一つの時代が終わったということを感じます。

 

思えば兆しはしばらく前からありました。

 

創始者の最後の生き残り、ドロシーさんが100歳で亡くなられたとき、

 

何か予感がありました。

 

そして去年から今年にかけてフィンドホーンで親しくしていた

 

友人が相次いで亡くなりました。

 

立て続けに3人もです。

 

ひとりはアメリカ人で、一緒にLCGをやったカーラ。

 

パートナーと一緒に日本に遊びに来てくれたこともあります。

 

もう一人はイギリス人で、クルーニーのホームケアで一緒だったリン。

 

なんと私と同い年だったらしいのですが、彼女の訃報を知ってショックでした

 

もう一人はワークショップに一緒に行ったことのあるイギリス人のカレン。

 

野菜を育てそれを売っていました。夢をかなえて幸せそうだったのに。

 

わたしよりも20歳近く年下だったのに。

 

もっと密に連絡を取っていればよかった。

 

会いに行けばよかったと後悔ばかりです。

 

そして考えるのはどうして私が生き残ってるの?ということ。

 

こんな私に何ができるのか?

 

そんなことを考え始めました。

 

私がフィンドホーンから受け取ったことはたくさんありますが

 

その中でも一番大きいのは

 

友人を得たことです。

 

普通なら知り合うこともないような人たちと出会って

 

時間と場所を共有し、その中で学んだり、悲しんだり。楽しんだりしたのです。

 

これが私の一番の財産だと思います。

 

フィンドホーンはなにか人生で起こったとき、いつでも帰れる場所だと思っていました。

 

安心感を持っていたのですが、

 

その帰れる場所がなくなってしまったことがショックです。

 

でも変化はこの世の習いなので、受け入れなくてはいけないのでしょう。

 

私がフィンドホーンで知り合ったほとんどの友人たちは

 

10年以上たった今、自分たちの国で自分たちの道を行っています。

 

たとえ離れていても彼らが世界のどこかにいるというだけで

 

心の支えになったのでした。

 

フィンドホーンに関するプロダクトを作るために

 

先日昔の友人に連絡し、zoomで話すことができました。

 

何年も会ってなくても 昨日別れたばっかりみたいに

 

話すことができてうれしかったです。

 

そんな魂の仲間ができたということが

 

私が得たフィンドホーンからの最大のギフトでしょうか。

 

そしてその体験と記憶は私の中にいつまでも残るでしょう。