アマゾンプライムで Dotor X season 6 を見ました。

 

いや~面白かった。

 

この中のエピソード7にこんなやり取りがあります。

 

アメリカの投資家が日本に来て東帝大病院に入院。

 

手術をすることになり、

 

ドクターたちが問診に訪れます。

 

自己紹介のあと、

 

こう言う質問をします。

 

You don't have any allergies, do you?

あなたはアレルギーはありませんよね?

 

これに対して患者はYes と言います。

 

ハイと言う意味だよね。

 

そしてドクターは患者にアレルギーはないと思い込むというシーン。

 

英語がよくわからないので適当に済ませようとするドクターたち。

 

これを見ていて

 

豐田中央研究所にいた時のことを思い出しました。

 

私は技術資料科にいて

 

海外のコンフェレンスで発表する研究員の人たちの

 

お世話をしていました。

 

ここは国立一期を出た修士や博士しか採用しないというところで

 

超優秀な人が集まっていた。

 

はずなんだけど、

 

彼らの英語ときたら

 

ホントひどかったのです。

 

論文は課長さんにまっかっかに直されるし、

 

英語がほとんどできない人が多かったように思います。

 

こんなんで海外コンフェレンスで発表できるのか

 

と心配になったものでした。

 

まあ、理系の人は図やグラフを見れば

 

ある程度は理解できるらしいのだけど。(とある研究員が言っていた)

 

さてこの疑問文 You don't have any allergies, do you? に戻りますが

 

これは

 

本当は Don't you have any allergies, do you?

 

と言う否定疑問文です。

 

付加疑問文になってる。

 

ですよね?と同意を求める疑問文のこと。

 

つまり日本語だとありませんよね?

 

と言われてハイと言えば ないことになるんですが

 

英語では違うのです。

 

You don't have any allergies, do you?

 

と言われて Yes と答えると

 

アレルギーがあるということになります。

 

紛らわしいよね。

 

これは日本人が間違えやすいポイントの一つです。

 

You don't like cats, do you?

あなたネコが好きじゃないよね?

 

と言われて Yes  と答えると

 

ネコが好きだという意味になる。

 

No と言えば嫌いだという意味になるのです。

 

要するに英語では

 

どう聞かれようと

 

Yes ならポジティブな意味。

 

No ならネガティブな意味になる。

 

あ~めんどくさ。

 

でも覚えておく方がいいです。

 

誤解を避けるためにもね。