彼と地元の夜を過ごした日ドキドキ

2軒目、3軒目はカラオケスナックだった…

お店がたくさんある中で
初めての夜に何故選んだのか…

それは…
彼と再会したあの日…



そして2回目に誕生日プレゼントを
持って訪れたあの日
その3週間の間に
飲んでは泣いた…

特に3軒目のお店では
ママの胸で泣き、ママの膝で泣き
号泣し泣き崩れた…

再会した日から
日が経つほどに思いが募り
日が経つほどに抑えられなくなった

彼が受け入れてくれるのかどうかさえ
わからないのに
逢いたくて、恋しくて
逢えなかった25年の想いが
噴き出し
心のコントロールが効かなくなった

でも出逢った時はまだ夫がいてた

私は器用ではない…
そもそも、2人を並行して
付き合って行くなんて言う芸当は
私には出来ない
それは自分で一番よくわかっていた

ママに言われた…

それが良いのか悪いのかはわからない
でもママは
凜夜子のそういう自分の気持ちに嘘がつけない
真っ直ぐな所、大好きやで
辛くなったらいつでも泣きにおいで…
そして…
どうしてもアリバイが必要になった時には
ママを使ったらいいから
ちゃんと連絡してくるねんで…

私が地元で唯一泣ける場所
それがママだった

離婚を電話で報告したものの
結局5ヶ月お店には行ってなかった

2軒目のお店を出た後
乗ってきた彼が
行かんとあかん店が
まだあるんやったら
もう1軒だけ行くかはてなマーク
って聞いてくれたので

あなたと絶対一緒に行きたかった店が
あるの…
ホントは2軒目に行きたかったんだけど
オープンが遅いから…

ママに電話した

ママ…おはよドキドキ
ごめんね、なかなか行けなくて…
ママがむっちゃ心配してるって聞いてたから
気になってて…
もうお店に入ってるはてなマーク
入ってるんやったら
ちょっとだけ顔見に行くわドキドキ

そうして彼と一緒に
3軒目の店に向かったのでしたラブラブ