『オウガ』ストーリー 最終回 | パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)  

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パク・ヨンウ氏にぞっこんの
ハギのブログです。
出演作品を通して、
彼の魅力を徹底分析しましょ♪       

ナヨンの語りです。

 

ナヨン) あの人が、私のところへ来てくれたの。

 

ナヨンが、夫からひどい暴力を受けて、夫を絞め殺すシーンが映ります。

 

その後、アパートの屋上から飛び降りようとしたナヨンの腕を、ハンチョルがつかんで引きずりおろしました。

 

ナヨン) あのとき、彼が来てくれたの。

 

ハンスは、ナヨンの話を聞きながら、ソンニョの後をついていきます。

 

ナヨン) あの人に尽くしたわ。本当に、最善を尽くしたのよ。 こんなことなら、最初から来てくれないほうがよかった。私を、引き留めたりしなければ。

 

 

ハンチョルが寝ている間に、ナヨンはハンチョルのカバンの中に、結婚式の契約書が入っているのを、そして、新婚旅行用と思われる飛行機のチケットが入っているのを、みつけてしまいました。

 

 

 

ナヨン) 私が話したの。あの人が、私たちを裏切ろうとしているって。私が、みんなを誘ったの。あの人を、監禁しなければって。

 

ところがハンチョルは、逃げ出すことに成功しました。

それが、ドラマの冒頭のシーンです。

 

ナヨン) 行かないでって言ったのに。私のそばにいてって。ここで年老いて死ねって!

 

ハンス) どうして二人を殺した?

ナヨン) 私は探し出そうとしたのに、あの人たちは、殺してしまおうって言うから。

 

そこまで話す間に、ソンニョとハンスは鍵のかかった屋上の扉にたどり着きました。

 

ハンス) ハンチョルと、一緒にいるんだろう? 病院にいるんだな?

 

ハンス) すぐにそっちへ行くから。 俺が行くまで妙な真似はするな。

 

と、ハンスは上ってきた階段を駆け下りようとしたのですが、そのとき、ソンニョが扉の鍵を開けました。

その音に振り向くハンス。

 

ちょうどその頃、ナヨンもどこかの扉を開けて外へ出ます。

 

ハンスがソンニョの後について屋上に出てみると、なんとそこで、芥子の花が栽培されていました。

 

ナヨン) ねえ、知ってる?

 

ナヨンからそう言われて振り向くと、そこに・・・・・

 

 

 

ハンス) やめろ。

 

ナヨン) キリンは最初から首が長かったわけじゃないんだって。高いところにある葉っぱを食べるために、仕方なく変化したんだって。生きるために。

 

ハンスが駆け寄りましたが間に合わず、ナヨンは動けないハンチョルを抱いて、虚空に身を投げてしまいました。

 

ショックを受けたかに見えるハンスですが・・・

芥子の花を見て、また、ナヨンの話を思い出します。

 

(ナヨン) 寂しさは欠乏を、欠乏は、空っぽの盃になるの。

(ハンス) 空っぽの盃。何を注いで飲む?

(ナヨン) 欠乏した人間は、空っぽの盃に似てるわ。空っぽの盃には、何だって入るもの。

 

(ナヨン) だけど、満たされた盃は、砕けて、八方に飛び散り、ただ、粉々になるだけ。

 

ハンスの目の前では、芥子の花の鉢の間をソンニョが鼻歌を歌い、ステップを踏んで走り回っています。

 

そこへ、、、クム社長から電話がかかってきました。

クム社長) おい! この野郎! 本気で死にたいのか!!

すごい剣幕です。

 

クム社長) どこだ、どこにいるんだバカヤロー!!

 

ハンス) 社長、花はお好きですか? 金じゃなくて花。花だよ花!

 

ハンス) やかましい!!

はしゃぎまわるソンニョに大声を上げるハンス。

ハンス) ちょろちょろしやがって。

 

荒い息を吐きながら、電話に戻るハンス。

ハンス) 花は嫌いか? 花は嫌いかって聞いてるんだよ。

 

ハンス) もうちょっとだけ辛抱しろよ。大人なんだから、多少嫌なことだって我慢しなきゃならないんだよ。

 

 

ハンス) OK? 花が金で、金が花なんだ。そうなんだよ。OK?

 

正気とは思えないソンニョを目で追いながら、

ハンス) 少々問題は残っているが、それは俺が何とかするから。

 

ここでハンスは笑顔に。

(ナヨン)人を取って喰らう怪物、本当にいるかしら?

 

ナヨンの声と、ハンスの笑い声の余韻を残して、扉は閉じられました。

 

 

これで、 END です。