ヨン・ウジン「人間の意志と信念に関する物語」
オ・スミンは闊達でエネルギー溢れる、責任感の強い若い神父。経験の長いムン・ギソン神父の指導の下、神の力で悪霊を追い出すエクソシストに成長した。オ・スミンを演じるヨン・ウジンは「実に緻密に構成されたドラマで、その中でも<動>のキャラクターとして活躍するオ・スミンは魅力的です。ジャンルドラマなのでオカルトだと思われるかもしれませんが、それよりも人間の意志と信念に関する物語」と説明する。ジャンルドラマに馴染みのない視聴者でも抵抗なく受け入れることのできるストーリー展開がポイントだという。「多くの方々に楽しんで観ていただける作品」と付け加えた。
チョン・ユミ「冒頭から強烈なシーンの連続です」
冷静な状況判断と、神がかった腕前を持つ救急センターのエース、ハム・ウンホ役のチョン・ユミ。「シナリオがとても面白かったんです。ストーリーの緊張感とスピード感がすごかった。冒頭から強烈なシーンの連続です。」こう、視聴ポイントをあげた。ずば抜けた手術の腕前と同時に、患者を何としても助けるという医師としての信念と意志が徹底しているハム・ウンホは、南部カトリック病院を辞めてベネズエラのNGOへ行こうと準備をしていたが、そんな折にエクソシスト オ・スミンの除霊儀式を目撃することになる。唯物論的世界観を持つウンホが、実際に悪霊と遭遇したとき、どんな反応を見せるのか、役者自らも「放送開始を心待ちにしている」とコメントした。
パク・ヨンウ「コミカルに展開していく接近手法が興味深い」
エクソシスト 634レジアを率いるエクソシスト ムン・ギソンは、オ・スミンの面倒を見ながら教え育てる人物だ。時に温かみを、時に重厚な存在感を期待させる俳優パク・ヨンウは、「演じれば演じるほど、作品に対する期待が膨らんでいきます。エクソシストと医者がコラボする新鮮な素材で、ジャンルドラマだけれども、重々しく接近するばかりでなくコミカルな展開で視聴者に寄り添っていく手法が興味深いから」と話す。オ・スミンとムン・ギソンが生み出す独特なユーモアは、適材適所で肩の力を抜くことのできる笑いのツボである。見逃せないポイントだ。