2016.02.27 インタビュー スポーツ東亜 | パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)  

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パク・ヨンウ氏にぞっこんの
ハギのブログです。
出演作品を通して、
彼の魅力を徹底分析しましょ♪       

成熟しきれない大人に共感した


純情_スポーツ東亜11


「新しいものを受け入れる準備がいつでもできている」と話すパク・ヨンウの1週間は忙しい。


毎週英語のレッスンを受け、ほぼ毎日2時間、ジムで汗を流す。何年目かになるドラムの練習も相変わらずだ。数十冊の本を買い置き、数日没頭して読むこともある。


「新しいものを吸収するのに不安はない」と語る彼は、20年もの経歴をもつ俳優でありながら、演技訓練も再開した。慣れに安住しない、という意志を言葉だけでなく行動で実践しているのだ。


彼は「演技に渇望している」と言う。

「知り合いが後輩を集めて1週間に1度ずつ演技訓練をやっている。自分よりずっと若い役者からも学ぶ点は多い。喜んで受け入れている」


彼が映画 『純情』 への出演を決めた背景にも、こういう価値観は影響している。


テレビドラマや、作品性の濃い映画にはいくつか出演してきたが、商業映画は2012年の 『パパ』 以来4年ぶりとなる。そのうえ 『純情』 は、現在と過去を行き来するロマンスもの。


「最初はお断りしましたが、最後まで断り続けることはできなかった」

自分とよく似た、「成熟しきれない大人」を見出し、共感を覚えたからだ。


『純情』 を演出したイ・ウニ監督を、

「年を重ねるほど、本能的な感情に忠実に生きるのは容易くない。それでもずっと成熟しきれない人というのはとても魅力がある。イ・ウニ監督がそうだった。世の中のことをよくわかっている大人でありながら、本音で世の中に向き合っている態度が気に入った」と評価する。


一度断った映画に出演を決めるまでには、俳優はプライドをある程度捨てなければならない。パク・ヨンウはそれを選んだ。完成した映画を見て彼は、自分の決断が間違っていなかったことを確信した。その満足感は、監督に対する信頼から生まれている。


「いつまで演技を続けていけるかわからないが、自分の一面を一緒に歩んでくれるメンターに出会った気分」だと話す。パク・ヨンウは、『純情』 の中でストーリーをスタートさせ、最後を締めくくる主役だ。


ラジオのDJである彼は、海辺の村で4人の友人と過ごした美しい追憶と初恋の記憶を胸に秘めている。映画の中でト・ギョンスとキム・ソヒョンが繰り広げる初恋は、パク・ヨンウの記憶に残っている追憶の場面だ。そう、パク・ヨンウは、ト・ギョンスと1人の人物を分けて受け持った。


「2人の俳優が1人の人物を演じるとき、たいてい一抹の寂しさを感じる。年配役はなぜか侘しい。より深い対話に責任を持たねばならず、観客をしらけさせてしまうこともある。そうとわかっていて飛び込んだ」


映画の主たるロケ地は全羅南道の高興だ。パク・ヨンウは、自分の若かりし頃を演じるト・ギョンスの演技を見るために、映画の感情世界に彼自身もまた入り込むために、数度にわたり高興を訪れもした。自分の撮影はなくても、快く時間を費やした。


そんなふうにしてト・ギョンスに会うと、二人は互いを抱き合った。「スキンシップはあまりしない方」だというパク・ヨンウは、「なぜかギョンスさんは抱きしめたくなって、いつのまにか習慣になると、見かけたときの自然な挨拶がハグになった」


これまでにも多くの作品に出演してきたパク・ヨンウだが、本作に対する思いは格別のようだ。「俳優として成長したことを感じてもらえる映画だ。最初は断ったが、その結論を覆して出演し、満足している。そうして僕は恐怖を克服したんだ」




純情_スポーツ東亜12

パク・ヨンウは、『純情』 を観た知人の反応も聞かせてくれた。


「童話のような話かと思ったら、大人のための童話だね」と評する人もいたと言う。また他の人物は、「映画を見た後、一人で夜更けまで酒を飲んだ」と。


「ゾウのどの部分を触るかによって、ゾウの印象は全く違うものになるでしょう。『純情』 から受けとるものも、各自の経験によって変わってきます。『純情』 の言語は純朴で純粋なもの」


パク・ヨンウはまるで、純情にすっかり心を奪われているようだった。

新人監督が演出し、ト・ギョンス、キム・ソヒョン他、比較的演技経験の少ない俳優たちの出演する映画が、しっかりと作りこまれ完成したのはパク・ヨンウの力強い一助があったからだと思える。彼の情熱は 『純情』 のOST目録からもうかがえるのだ。


ドラム奏者としても紹介されている。4、5年前からドラムを叩き始めた彼は、プロ級の腕前だ。「こんなに難しい楽器だと思わなかった」と言うが、「頼まれればいくらでも無償で参加する」と意欲を見せる。



(訳文文責:ハギ)


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http://entertain.naver.com/read?oid=382&aid=0000454173