忘れてはいけない感情を刺激する映画
この記事がちょっと良さげなのでご紹介します(^o^)

▲ パク・ヨンウが、4日午前ソウル広津区建大入口ロッテシネマで開かれた、映画『純情』制作報告会の席で質問に答えている。
映画俳優パク・ヨンウは、映画『純情』を「人が生きていく上で忘れてはいけない幾つかの感情のうちのひとつを刺激する映画」だと紹介した。
パク・ヨンウは4日 広津区ロッテシネマ 建大入口店で行われた制作報告会の席で、『純情』は、色で言うと「青い感情」を扱った映画だと話した。
『純情』は、17年前の初恋と5人の若者の友情を描いた作品。
現在はラジオのDJをしているヒョンジュン(パク・ヨンウ)宛に、生放送中23年前の、初恋の相手スオギ(キム・ソヒョン)が書いたもの(手紙でもなくメールでもなく、訳すとすれば書き付け?)が届くところから物語は始まる。
ヒョンジュンは1991年の夏休みを、全羅南道コフンにある島で、スオギを始めとする友人たちと楽しい時間を過ごした。
映画は二人一役のキャスティングで17歳の思い出と40歳の今を対比して見せる。
ヒョンジュンの若かりし頃ボムシルはグループEXOのト・ギョンスが演じた。

イ・ウニ監督は1991年という年代が重要なのではなく、17歳という年齢が重要なのだと言う。1991年というのは昨年40歳になった人が17歳だったとき、を逆算して設定した。
イ監督は17歳という年齢を「極めて自分らしい瞬間」と規定した。
「この映画は、大きくみるとロマンスで、友情について描いていますが、成長の物語を込めようとしました。大人ぶるのが成長ではなく、自分らしくある瞬間に立ち戻る勇気を持つのが成長」だと説明。
パク・ヨンウは「過去追憶することは、過去を後悔することでも自慢するためのものでもなく、自分自身を成長させるため。『純情』は追憶を心から実感することのできる映画」と話し、監督とよく似た見解を示した。
一人の人物を二人の俳優が演じる場合、容姿や性格を上手く合わせるのが重要になることもあるが、イ監督はそんな努力はしなかったと言う。
その理由を、「現在と過去の人物がどれほど似ているかはさして重要ではありません。どれほど変わったか、どうして変わったのかがもっと重要でした」と語る。
若きヒョンジュンを演じたト・ギョンスは1993年生まれ。「生まれる前のことなので1991年という時代を表現しようと努力するよりも、17歳の初恋と気持ちを表現しようとした。高校3年のときの初恋の感覚を思い出しながら演じた」
ト・ギョンスは今回、初めて主演となったことについて「とても緊張したし負担も感じましたが、仲間たち、先輩方、監督をはじめスタッフのみなさんに助けられました。まだまだ未熟な演技です。もっともっと努力してしっかりとした演技を見せられるよう頑張ります」と謙遜な態度をみせた。
出処はこちら
http://m.joongdo.co.kr/jsp/article/article_view.jsp?pq=201601040389
(訳文文責:ハギ)