『甘殺』 コメンタリーより その2 | パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)  

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パク・ヨンウ氏にぞっこんの
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ミナの部屋で素っ裸の男に出会ってしまった後、の場面からつづきです ^^


甘殺コメント25

「僕は個人的に、このシーンでこんな音楽が使われるとは意外でした」とおっしゃるニム。

「『血の涙』 のBGMみたいでしょ」と返されたのは監督です。



甘殺コメント26

「僕はじつに幼稚な男ですよ。幼稚だから幼稚園に通い・・・・・」という早口言葉みたいなセリフ。ここでガンヒさんが、「このセリフも監督が実際に口にしたことのあるセリフですか?」とお聞きになります。さすがにこれは<作ったもの>だそうですが、、、その後の監督のひとことがまた笑えます。「僕は、彼女に対しても実際はあまり話をしません」汗



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「ボーリングのピン、って言葉が出たと思ったらすぐにボーリング場に行かせる単純なシナリオ」

自嘲気味に監督がおっしゃると、ニムは大爆笑です。「そのコメントを入れるために計算して挿入された場面ですか?」なぁんて質問していらっしゃいます。こうやって聞かれると、今度は監督、真面目~にお返事されるんですよね。「少し広々とした空間でもシーンも必要だと感じたので」だそうです。


そして、ボーリング場での撮影は周りの音が反響して大変だったという感想も。



甘殺コメント29  甘殺コメント30
このシーンは、ヨンウニムいわく 「監督が書かれた中でも最高の名場面ビックリマーク」だそうです。

フルットゥルットゥ フルットゥルットゥ フルットゥルットゥ タダダ・・・・・・・


「台本にはなかったのに、その場で監督が 『ヨンウさん、フルットゥルットゥ フルットゥルットゥ って打ってみて』っておっしゃったんです」


(なんだそれ? ですよねぇ~ 検索してみました↓↓↓

 https://www.youtube.com/watch?v=fvxIuLeX57s

 曲が始まって 30秒あたりから出てきます。


 http://search.naver.com/search.naver?where=nexearch&query=%ED%9B%84%EB%A3%A8%EB%9A%9C%EB%A3%A8%EB%9A%9C&sm=top_hty&fbm=0&ie=utf8

 ↑↑↑ このページの中の、動画の先頭にもあるように、当時韓国で大流行だったみたいです)


だけどヨンウニム。パソコンのキーボードは人差し指1本でしか打てない(一本指打法)っておっしゃってたような気がするんですけど・・・・・・



甘殺コメント31  甘殺コメント32
続くこのシーンでニムは、

「自分では全く思いもしなかったんですが、映画を観てくれた友人たちが、このシーンがいいと褒めてくれます」と。ガンヒさんも「私も」とおっしゃっています。


監督としては、「ここからミナの正体がだんだん明らかになっていくので、重苦しくしたくなかった」そうです。


撮影当日はとても寒くて、そのままだと吐く息が白くなってしまうので、アイスクリームを食べながら(口の中を冷やしながら)撮ったそうです。(『済衆院』 でもそんな話が出てましたね)

それが、「緑茶アイスだったから舌が緑色に染まっちゃって・・・」 なんてひと言も ( ´艸`)


通りすがりの冷やかしは助監督。向かって左側の赤いトレーナーの方です。


このシーンでミナが買って出てきた洗剤。やたらとカメラに映るのは、「製作費が足りないから、たくさん映せば広告料でも取れるかと思ったんだけど」という監督の魂胆のせい。でも現金では応援してもらえなくて、洗剤10箱が届けられたそうです。



甘殺コメント33

「ミナというキャラクターは、パット・マガー作 『探偵を捜せ!』 という推理小説からヒントを得たのです。その小説の主人公である女性も、自分の魅力に酔いしれる殺人者なんです」



甘殺コメント34
さあ、いよいよ始まりです。

「このシーン、台本を見たときに、文字だけでとても衝撃的でした」とガンヒさん。

「そうですね。今でこそみなさん映画の内容についてある程度知っていてくださいますが、台本をお渡ししたときには何の前置きもなく読んでいただきましたからね」とおっしゃるのは監督。



甘殺コメント35
死体が登場した直後なので、もう少し緊張感があってもよさそうなもの。

「いろいろ意見はありましたが、この作品全体のイメージを考えてミン弁護士にもジョークを言わせることにしました。上手いセリフでしょ。私が書きましたよ」とさりげなく自慢する監督。



甘殺コメント36
この場面のセリフについては前にもどこかで書きましたよね?! はい、ヨンウニム作でございます ( ´艸`)



甘殺コメント37
チャンミはテジョン(大田)からタクシーに乗って帰ってきたことになっています。天井の表示部分には<模範>と書かれているのですが、実はテジョンには模範タクシーというものがないそうです。出演者のみなさんはご存じなかったので、こんなシーンが出来上がってしまったのですが・・・・・


模範タクシー。外国からの旅行者も安心して利用できるタクシーだろうと思いたくなる響きです。が、、、ナム・ウィキで調べてみると、「大型の高級車や外車で、料金は一般車より高い。その分サービスも若干良いと思われるが、運転手によって差があるのでご理解いただきたい」などとなっています。ええ~っむっ



甘殺コメント38
さて、いよいよミナとチャンミの対立が始まります。

「ウンジさんの左手に注目してください。私が好きなジェスチャーなんです。家で、ひとりで、ああいうしぐさをしています」 by 監督


「ミナとチャンミ、二人のシーンを見ていると、二人だけのストーリーで別の映画が撮れそうだと思えてきます。対立しながらもかばい合ったりして」と監督。ヨンウニムもギョンホさんも同感のようです。



甘殺コメント39
このシーンの撮影では、ついつい笑ってしまってガンヒさんがとてもたくさんNGを出してしまったのだそうです。



甘殺コメント40
監督は店員さん役の役者さんがとってもお気に入りのご様子。「本物の店員に見えるでしょう。この自然な演技がいいんですよ~」と絶賛。


使用されたキムチ冷蔵庫は、実際には中の中央に仕切りのあるタイプ。仕切りがないものはデザインが悪かったので、わざわざ中の仕切りを取っ払ってお使いになりました。



甘殺コメント41
ウンジさんご自身が、「この演技に一番満足している」とおっしゃるシーンです。


当初監督は、ミナが死体を処理するシーンをもっとはっきりと見せるつもりでいらっしゃったようですが、出来上がった程度にしておいて正解だった、と考えておられるようです。



甘殺コメント42
残酷な死体さばき。その後にくるほのぼのシーン。

ヨンウニムもガンヒさんもお好きなシーンだそうです。

ヨンウニムは、とてもリラックスして自然な演技が出来たと満足されていますし、ガンヒさんは、自分の職業にプライドを持っている格好いい女性が言うようなセリフ「今日は忙しくて疲れてるの」がお気に入りです。


この場面で、デウはミナをシンガポール旅行に誘いますが、もともとの台本ではモルディブが目的地でした。ラストのシーンをシンガポールで撮影することが決まってから台本を修正(?) 撮り直し(?) したそうです。



甘殺コメント43
「シャバーン♪ とした音楽をBGMに入れてくれって頼んだんですよ」という監督の言葉に、みなさん大きく頷いていらっしゃる感じがします。

♪シャバーン♪ というのは、まばゆい光を表す擬態語。きらきらとかぴかぴかに近いでしょうか。この場面では・・・ キラリーン、ピッカーン、、、???




その3につづく