『アトリエの春』 接続! Movie World Season2 | パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)  

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こんな動画映像があったなんて ビックリマーク

みなさん、ご存じでしたでしょうか はてなマーク





2014年11月に YouTube で放送された(?) 8分間のトーク番組。

『アトリエの春』 からの映像も、他の動画よりたくさん紹介してくださっているように思います。



会話が速すぎて聞き取れない部分もありましたが、流れだけでもご紹介しましょう~





司会進行は、キム・テフンさんとポン・マンデ、チュ・ソンチョルさん。

ヨンウニムとキム・ソヒョンさんがゲストです。



ポン・マンデさんはヨンウニムの作品 『The Phone』 に少し登場しておられ、ソヒョンさん主演の映画 『おいしいセックス、そして愛』 の監督さんでもあります。『おいしいセックス』は、ソヒョンさんにとってもマンデ監督にとっても初の長編映画作品だったそうです。



そのときを思い出して、「イ・ユヨンさんよりソヒョンさんの方が美しいプロポーションなのに」とひと言。

(これはハギも映画を観ながら感じた点です。夫の芸術魂を呼び覚ますために、妻である自分自身では役不足だ、という部分の説得力がない、と思ってしまいました。ソヒョンさんも背がすらっと高くて美しいので)



マンデ監督が下ネタチックな意見を言ったので、「恥ずかしいこと言わないでください」と横槍が入りましたが、監督いわく、「1時間半録画して、放送されるのはたった8分ですから、この部分はカットされるに決まってるでしょう」とのお返事。 ですが、ちゃっかり放送されちゃいました~



「セリフが印象的でした。スカウトのプロが肥えた目でモデル候補をみつけてきたような話しぶりでしょ」とテフンさんに言われて、ソヒョンさんも、「私もその部分が気がかりで監督に質問しました。ジョンスク自身も最初はモデルとしてジュングに出会ったのかって。そういう、(映画では語られない部分について)ずいぶん質問したように思います。だけど、結局、ジョンスクはただただ夫を再起させたいという一途な思いしかないんですよね。(それが彼女にあんなセリフを言わせたってことだと思います)」



「容姿も美しく、心もきれいなジョンスクですよね。柱にもたれかかって座っている姿や汽車の中で見せた横顔が大変印象的でした。そして、そんな<静>であったジョンスクが、<動>に転じたと感じさせた橋の上でステップを踏むシーンは即興だったと聞きましたが」

「ジュングに対する感情を、どう表現してもよかったんです。悩みましたが、ちょうど音楽を聴いていたのが表に表れて出来上がりました」



マンデ監督からは、「ソヒョンさんがとても自然でリラックスしたこのような演技を見せてくださって感謝です」との賛辞が。



マンデ監督も橋の上のシーンにはひと言言いたかったらしく、「さっき言いそびれたんだけど」と話を少し巻き戻されます。その言い方が可笑しくて、ヨンウニムにはずいぶんウケたようです^^



「一番良かったシーンは? と訊かれるとみなさん判で押したように橋の上のシーンって答えるんですが、私は、時計の針が11時を過ぎ、2時を回ってようやくジョンスクが迎えに出かけるのですが、門を出たところで一瞬止まる、そのシーンが最高でした」





さて、ヨンウニムにも聞いてみましょう。



「とても細かな部分に神経を使う演技が必要だったと思うのですが、いかがでしたか? 孤立感、敗北感を表現するために少し前かがみな姿勢を取っていたようにも・・・」



「はっきりとして行動やセリフを口にしないキャラクターですよね。いつのまに変わったんだ? と思わせるような微妙な感情の変化を見せないといけない役でした。畑の農夫たちとあいさつを交わす場面でも、最初はとても否定的な様子で農夫たちとも距離感があるのに対し、後の方で通りかかったときには明るく健康な姿でなくてはいけない。かといって、完全に健康体を取り戻したわけではないので、そういうところが一番難しかったように思います」



「芸術家が少しずつ変化していく姿を描くのですから、簡単なわけありませんよね。特に最後の方で、硬直していく指を噛んで(感覚を取り戻そうとし)、そうまでして作品を完成させようとする姿はとても感動的でした。怒りが爆発してもおかしくない心情だと思いましたが」とマンデ監督。



するとヨンウニムがすかさず、「カットされたんですよ」ですって!



「役者としてはあふれ出る感情を表現したシーンを残してほしかったのですが、試写会で初めて作品を観たときに、監督の判断は正しかったと理解しました。でも、監督には言いましたよ。エピローグでも、ジョンスクがジュングの手紙を読んだ後のところは、あと数秒映像を残してもよかったんじゃないかって。すると監督は、それだと観客に「泣け!」と言ってるようなもんだって。監督は、じつにそういう面で、抑制を利かせて深い余韻を残すんです」



「『アトリエの春』 は<掬い取る>ような映画だと言えると思います」とはソヒョンさん。「何が美しいのかもわからないほどさり気なくて、撮影の間、自分自身をみつめなおしていました。ヒーリングの時間だったと言えます」



最後に、「ひとことで映画を紹介してください」と言われて言葉を選びかけたソヒョンさんでしたが時間切れ。たった8分の番組なんです~



で、残り1分はゲスト2人がお帰りになった後、3人のMCがまとめます。



「水彩画のような作品ですが、病に侵された芸術家が再び作品を作りたいと思うにあたって、特別大きなきっかけがあったとも思えない。非常に美学的にストーリーが進行してゆきますよね」



「刺激的なシーンは可能な限り排除してますね。新しいモデルに出会った彫刻家も、彼女の身体を見るのではなく、そこに希望を見ている。人に対する期待なのか、彫刻に対する希望なのか。感情を描写するより隠す演出です」



「ほとんどすべてがミザンセーヌなんですね。役者が演じる感情よりも、象徴的なものを通してメッセージを伝えようとしたので、情緒的にはそれほど響いてこない」



「私がこの映画に期待したのは芸術家の破壊的な情熱と没落、だったのですが、『アトリエの春』 は意図的にそういう部分を省略していますので、ちょっとあいまいになってしまったのではないか、という気がします」



番組としてつけられた星は3つ☆☆☆ (満点は5つでしょうか?)



1行評としては、

「風景は目に映るが人物が見えてこない」

「目で見る映画、心にしまいこむ映画」



マンデ監督はこの作品を非常に高く評価されたようですが、他のお二人はそうでもないのかしら?







『アトリエの春』 を紹介したネット放送(?)はもうひとつありまして、こちらには出演はされていませんが、また違った映画のシーンが流れますので、お楽しみいただけるかと。。。