小説 『アトリエの春』 その3 | パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)  

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パク・ヨンウ氏にぞっこんの
ハギのブログです。
出演作品を通して、
彼の魅力を徹底分析しましょ♪       

小説部分を読み終えました。(台本はまだです^^)



映画で語られなかった大きな発見が、もう2つありました。


ひとつは、

ミンギョンが初めてジュングのアトリエにやってきた日のこと。


ジョンスクに懇願されてアトリエに出向き、ミンギョンがモデルとして使えそうかどうか、とりあえずミンギョンに服を脱ぐように命じたジュングは、いくつかポーズを取らせてみます。


両腕をまっすぐ上にあげるよう指示するシーンは映画にもありましたが、、、

その後、膝を立てて座り、その膝をしっかりと抱きかかえるように命じます。


そして、こんなふうに言うのです。

「今まさに、誰かが君を殴っているんだ。殴られていると思え。殴られ、蹴られて、とても恐ろしく、痛くて悲しいんだ」


言われたとおりイメージして、ミンギョンがポーズを取ります。

ミンギョンにとって暴力をふるわれることは日常茶飯事だったので、特に想像力を働かせなくても、昨日の自分を思い出しさえすればいいので簡単です。


すんなりと思い通りのポーズを取ったミンギョンに、ジュングは喜びを感じ、可能性をみつけます。


「そうだ。その通りだ。そのまま続けて。殴られているんだ、今。だから非常に気分が悪い、悲しくて憂鬱だ。痛くてたまらない・・・・・・」



この日、作家とモデルとして呼吸を合わせることができると確信したジュングは、再び彫刻を始めることになるのですが、その後、ミンギョンの家庭の事情を知るにつれ、初日に自分が命じたことがミンギョンにとってどれほどひどいことであったか、後悔の念がジュングの心をさいなみます。


だからこそ、最後にはグンスに手を下そうとまで考えたのでしょう。




それから2つ目は、

主治医のホン先生。


ジュングの芸術に深い理解を示す先生ですが、実は若かりし頃、絵画を志していたのだそうです。お父様に無理矢理医者にさせられた、とのことですが、ご自身も芸術家魂をお持ちだったのですね。




コーヒー こういうことがひとつひとつわかってくると、もう一度じっくりと映画を観なおしてみたくなりますね。

   日本での劇場公開、DVD発売、早く朗報が届かないものでしょうか。


   あ、先のブログで、韓国語学習者の方にもおすすめだと書きましたが、

   誤植はうんざりするほどたくさんありました汗


   一般の文学作品と違い、校正もいい加減なのでしょうね。

   セリフも、ほとんど全部方言なので、初心者にはちょっと手が出ないと思われます。

   中級以上の方で、興味のある方はぜひ。

   先に映像があるので、文章自体は平易でわかりやすいです。