『ライフ・チェイサー』ストーリーNo.7 | パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)  

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パク・ヨンウ氏にぞっこんの
ハギのブログです。
出演作品を通して、
彼の魅力を徹底分析しましょ♪       

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さて、GBメディカル理事のパク・ウソクは、先手を打って保険をかけます。

接待している相手は、疾病判定委員会の委員長です。


「このたび、我が社の社員が亡くなりまして、労災訴訟になりそうです。委員長が担当してくださると助かるのですが・・・」もちろん、ワイロの申し出も忘れません。



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一方こちらは、やりきれない思いで屋台のベンチに座るジェグとヨニ。

(屋台といえば 『蝶々夫人』 のトッポッキとりあいシーンを思い出しますね~^^)


「一日中何も食べてないんだから、少しは食べて下さいよ」と勧めるジェグですが、ヨニは「あの人、いったいどこへ行こうとしたのかしら」と上の空です。


でも、ジェグが心配しているのがわかったのか、「私にも一杯ください」と盃を差し出しました。



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「ご主人は、無断欠勤なんかしていませんよ。会社は決して本当のことを言わないでしょうが、接待させられていた時の動画も手に入ったし、ソンシクさんの証言もあるし、(業務上)疾病判定委員会に出して、できる限りのことをします」



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が、、、
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ホステスから入手した動画を確認するジェグは、思わずため息をもらします。




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映像の中のテスが、あまりにひどい仕打ちを受けていたので、

「あなたは来ない方がいいと思う」と、やんわりとヨニを帰そうとするジェグですが、ヨニの決意は固く、訴訟の席に同席すると言って聞きません。



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そうして始まった委員会ですが、例の委員長が、裁判長席ともいえる中央の席に座っています!


「死亡に至った原因ですが、脳溢血の方が先か交通事故が先かは断言するのが難しく・・・」

という説明が始まるや、

「時間がないからさっさと進めて」説明すら遮る委員長です。


「勤務時間にはとくに異常は見当たりませんね。通常より30%以上勤務時間が増えて初めて過労と言えます。もともと一日12時間働いていたのなら、(死亡直前には)15時間以上になっていないと」などと言い出します。



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「日に12時間だって働き過ぎです。営業という職業柄、タイムカードに記録されない時間もあります」

とジェグが対抗しますが、

「通常8時間しか勤務していなかった者が12時間になったのなら過労と認められます」


??? 本当に法律にはそんなことが書いてあるのかしら?

日本の法律だとどうなんでしょうね?


「そんな杓子定規な。定常的に12時間ずつ勤務していれば間違いなく過労です」

と訴えますが黙殺されてしまいました。


「事故の前日から欠勤されてますね」

とまあ、これもまた台本を読むような調子で口にする委員長。



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「それも事実と違います。キム・テスさんは、会社の医療機器を運搬中に事故を起こしています」


ここで、テスの頭部のCT写真映像が映されました。

「脳血管破裂の原因は、これだけでは不確かです」


ジェグも引き下がりません。

「医者が止めたにも関わらず、仕事を休むわけにはいかない状態でした。さらに故人は、その状態になるまで慢性的に疲労が限界まで蓄積していたのです。事故の目撃者の証言によると、故人は事故を起こすより先に意識を失っています」


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「酒の席での接待だって、本人が自ら好んで参加したかもしれない。不確実な証拠ばかり並べて、我々は日に何件も判決を下さなければならない忙しい我々の時間を割こうなんて、君たちの件だけを特別扱いはできないんだよ」

ですって! なんとまぁ、腹立たしい言い草むかっ



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「わかりました。では、宴席が業務上の接待であったことだけは認めて下さい」

「我々がどうやってそれを信じろと?」うそぶく委員長に


「だから動画の確認をしてくださいと言ってるんです!」ジェグが凄みます。


そうして、ヨニが同席している場で、ホステスから提供された接待映像が確認されました。



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お酒の飲めないテスに、場の雰囲気を壊した責任を取れと迫る顧客。

頭を打った衝撃のせいか、めまいを覚えているふうなテスの様子を見て、「なんでこんなヤツをよこしたんだ」と会社に苦情の電話を入れる客。「わしとの取引をおしまいにしたいようだな!」


電話の相手はわかりませんが、このままでは会社に大変な損失を出してしまいかねません。


テスは意を決して恥を捨てました。

飲めないお酒をむりやりあおり、頭から酒を被って踊りだします。今にも泣きそうな顔で。


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テーブルに跪いて客のグラスに酒を注いでやる姿も撮られていました。


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嗚咽するヨニ。 ジェグの目にも涙が光ります。


10分休んで再開されますが、同僚ソンシクの陳述書には、テスが家庭のことで悩んでいたと書かれていました。


陳述書を読み上げる委員長の声に驚いたジェグ。

「委員長、それはイ・ソンシクさんが書いた陳述書ではありません」と口を挟みましたが、

「本人から手渡しで受け取ったものです」と言われてしまいます。


委員長の舌先は、ヨニを攻撃にかかります。

「事故当日の朝、ご主人が無断欠勤したことも知らず会社に電話をかけてきましたね? 3か月前に経理部から営業部へ異動になったことも、ご存じなかったそうですね?」


「委員長、代理人である私に質問してください!」とジェグが声を上げますが委員長は無視。


「業務上の過労死と認定するには証拠に乏しすぎる」と結論付けてしまいます。



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ジェグのはらわたも煮えくり返りました。

「故人のスケジュールを見て下さい。これが過労でなくて、いったい何なんですかっ!」


「酒の席が業務上の接待だと認めたとしても、事故はその後、(酒の席から離れたところで)起こっている。だからね、イさん、会社と和解しておくべきだったんですよ。故人に有利な証拠を持ってこなければ、我々としてもどうしようもないんだよ!」


会社からワイロをもらって最初から書き上げられた筋書のくせに、なんて奴でしょう。。。


「労災の認定は不可」



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結果は最悪ですが、ジェグの気持ちも完全に固まりました。

「労働部に再審を要求します」 つまり、控訴するってことのようです。




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ジェグを置いて、さっさと帰ろうとしたヨニは、今日の結果より、自分が夫の苦悩を理解していなかったことについて自責の念に苛まれていました。


「どうして夫は私に何も話してくれなかったのかしら。どうして私の電話に出てくれなかったのかしら。私があの人の慰めになってあげられなかったってことでしょう・・・」



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別居3年で離婚が成立したジェグ夫婦と違い、テスの家族は本当に仲が良かったのです。。。



(No.8につづく)