Newsen 201.11.24 | パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)  

パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)  

パク・ヨンウ氏にぞっこんの
ハギのブログです。
出演作品を通して、
彼の魅力を徹底分析しましょ♪       

こちらの記事のお写真もとぉってもステキラブラブ ヨダレものですぅ~ ラブラブ!

だけど記事の内容は、ちょっと重いの・・・・・ダウン



『アトリエの春』 パク・ヨンウ

壊れゆく身体、曲った小指まで演技に


パク・ヨンウが、変化を遂げた姿、変化を遂げた気合で帰ってきた。


映画 『アトリエの春』 で、生きる目的を見失った当代最高の彫刻家ジュングを演じたパク・ヨンウは、Newsen とのインタビューに答えて「他の何よりも、ただ<憐憫>だけを思いながら演じたような気がする。正直、最初にシナリオを受け取ったときは難しいキャラクターだし、演じるのも難しいだろうとばかり感じたけれど、ある方から<憐憫>という言葉をいただいた後は、そればかり浮かんできました」と話した。



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美術を専攻してきたチョ・グニョン監督本来の姿が投影され、実在するかのような人物ジュングは、孤独で鋭敏な感性をもつ芸術家という設定。


ジュングを演じたパク・ヨンウは、手が徐々に動かなくなっていく姿と、あからさまに表に出さないジュングの性格を本能的に、かつ繊細で正確に演じ、俳優パク・ヨンウの再発見という賞賛とともに高く評価されている。


パク・ヨンウは、「『アトリエの春』 に出てくる人物は、主演から助演、端役に至るまで比重とは関係なくみな憐憫の対象となり得る人物です。憐憫というのは、同じような言葉がたくさんあるけれども、僕個人的には肯定的な単語だと思っています。寂しさ、苦しみ、苦痛、絶叫、悲しみといった言葉は否定的だけれど、これらすべてをそっくり引き受ける憐憫という言葉には暖かみを感じます。その余韻が作品にもキャラクターにも結びついて映像化されるだろうと直感しました」と、人並みはずれた分析力の一端をのぞかせた。


続けて、

「言葉で全部説明するのは難しいのですが、映画を観ていただければ確実に感じていただけると思います。決してじたばたしませんでした。ともすれば感情に流されそうになる状況で、役者たちは冷静だったし客観性を失わないように努力しました。どの俳優も監督も現場では決して口にしなかったけれど、憐憫という感情を中心に置いてベクトルを合わせ共感しつつ演じました。だからこそ上手くいったのではないかと思います」と話した。


精神的な苦衷に劣らず肉体的な苦痛も相当なものだった。

「物理的な限界を認めざるを得なかった」というパク・ヨンウは、「僕としてもジュングはすらりと痩せていた方がいいと判断して減量を始めていましたが、フリー・プロダクションの期間を長く取るわけにもいかず、最初の目標としたビジュアルはさっさと諦めました。とはいえ出演を決めた以上、とにかく今は楽しんで、できるだけ良い面をみつけなければと思った」と言う。


「正直に言えば、当時の僕はずいぶん怠惰になっていて、思考も否定的だった。肉体的にも疲れがたまっていて皮膚も荒れ放題、どんどん肉も落ちていきました。努力してすぐにどうにかなるものでなければ、放り出してしまう方を選んだ。ジュングも間違いなく苦悩しているのだから、実際の僕の姿とぴったり合うのじゃないかと思ったんです。そう思えば思うほど、ジュングが僕自身のように思えて惹かれていった」


ひと呼吸おいて、手をすっと差し出した彼は、「ごらんのとおり、僕の小指はこんなふうに曲っています。まっすぐに伸びません。この小指も演技に使えると思った。これらすべてのアイデアを監督に伝え、自分なりに何とかなると確信を持ちました。現実と演技が曖昧模糊となるほど僕自身の精神状態がひどく悪かったので、それをそのまま表現したとき、もっとも躍動感にあふれたジュングが誕生したのは、ある意味当然のことでした。演技にすべて注ぎ込んだから、僕自身も癒されました」と淡々と語った。