動画解説まではなかなか手が回らなくてゴメンナサイ (・Θ・;)
でもでも、エスパーファンのヒョジュさんが放出してくださったお宝画像はまだまだあるのですよっ!
・・・てことで、動画はちょっと後回しにして 『The Phone』 へいっちゃおうかと。
キム・ナムギルさんの人気が沸騰したおかげもあり、日本では本家韓国以上に注目されてんじゃないかと推測されるこの作品。
とくにこの MOVIE WEEK には、ヨンウニムの素のお顔も写っていて嬉しい
オム・テウン、パク・ヨンウを語る
これまで、ヨンウ先輩が出演した映画を観るたび、その演技に接するたび、どうにもとらえどころのない特別な感覚を覚えた。
今回、一緒に撮影しながら感じたのは、本当に準備万端整えて役を演じる人だということ。
撮影開始前に4つ5つシナリオを先に考えておき整理した後、演技に入る姿を見て、とても驚いた。
パク・ヨンウ、オム・テウンを語る
テウンは、空っぽになるのが上手い。それは役者としてとても大きな魅力だ。
あれこれ溜め込んでいると、それが正解だと信じてしまうために、そこから抜け出すことができないものだけれど、テウンは溜め込まずに空っぽにすることで、より一層取り込むことのできる役者だと思う。
パク・ヨンウのチョン・イギュ
イギュはとても幼稚で純粋な奴です。
そういう面を捨てることができないから、社会生活において敵を作ってしまうのです。
人が恋しくて世の中との疎通を求めるのですが、その方法がわからないという人物です。
しかし、ギリギリのところで生きている二人の男は
お互いにとってとても厄介な怪物と化した。
たかが携帯電話から触発された一つの事件が
二人の男を出口のない泥沼へと引き込んでゆく。
上の写真の自然な感じ、良いでしょ♡ このお写真もハギは大好きですぅ
吐き出されるタバコの煙とともに、ニムの甘い声が聞こえてきそうではありませんか
吹き出しの中のセリフはこんな感じ↓↓↓
「テウンの優しい(?)手さばきで、僕の髪の毛はほとんど残ってなかったような気がする。
お互い、もつれ合い、転がり、放り投げ合って・・・」
オム・ジュヨンPD、 パク・ヨンウ オム・テウンの 『The Phone』 フォトコメンタリー
俺たちの心意気? 立ち止まったらおしまいだ!
通話して怒り、通話して走り、通話して殴りあう3ヶ月。
携帯電話を媒体に神経戦と肉弾戦を繰り広げた二人の男の熾烈な撮影日記。
オム・ジュヨンPDが写真にまとめた。
1.大型スーパーのシーン
"午前零時から朝9時までに何が何でも撮影を終えろ!"
本物のスーパーで撮影されるシーン。
実際の営業フロアで行わなければならないため、夜中の撮影は必須。
2週間の間、昼と夜が逆転した生活にスタッフの疲労は言葉で言い表せないほどだった。
特に、営業終了の午前零時に撮影を始め、朝9時までには何が何でも終わらせないといけない制約のため、時限爆弾を胸に抱いているかのような圧迫感に誰もが超緊張状態だった。
2.水原華城 撮影シーン
"苛立ちを隠せないテウン"
匿名の男が一方的に約束を破りスンミンが激怒するシーン。編集でカットされてしまいました^^;
●ヨンウ
声優さんって本当に尊敬するよ。誰にでもできるもんじゃないよ。
映画祭に 声音賞 ってあったっけ?!
3.特別出演ポン・マンデ監督
"監督役を本物の監督が"
この人誰って? かの有名なポン・マンデ監督です。
映画の中に、実際に映画監督として出演してくださったポン・マンデ監督。
リアリティーを基本とする監督の気の利いたセリフが忘れられません。
後ろの壁に掛けられた額に見える "立ち止まったらおしまいだ!" という言葉は
我々の映画の精神だったってこと、誰もご存じないでしょ?^^
4.オリンピック公園撮影シーン
"オム・テウン45kgのステディカム撮影に挑戦!"
スピーディーで真に迫る映像にはステディカムでの撮影が欠かせません!
ところが、エイリアンにも似たこの格好いい装備は、少なく見積もって45kgに達する重さがあるのです。一日中こいつを腰で支え、追撃戦を繰り広げるテウンさんとヨンウさんをフレームに納めなければならなかった撮影監督。走って走って、追って追って、オリンピック公園での追撃シーンはこうして撮影されました。笑いながら、互いに励まし合いながら・・・
5.自動車破壊シーン
"オム・テウン 負傷の闘魂!"
ヨンウさんの指令(?)を受けて自動車をぶっ壊すシーンで、ガラスの破片が飛び負傷したテウンさん。かれの怪我にスタッフ全員緊張したし、車窓をバットで叩き割るのは簡単じゃありませんでした。手も足も擦り傷だらけになりながらも、「大丈夫ですか?」と聞くスタッフに笑顔で応えて安心させてくれたテウンさん。あなたはやっぱりオム・ポス(Force)です。
6.借金取りの脅迫 駐車場のシーン
"寒さにも負けず!"
江南駅のプラチナビル地下にある駐車場。
時間は真夜中を過ぎ、夜明けに向かって進んでいる。
撮影は8時間前から続いており、まだまだ終わりは見えない。
テウンさんは、あの恐ろしい工具のせいで口の中が傷だらけ。その4時間以上後になってようやく服を着せてもらえたのです。
周囲への気遣い100段のテウンさんは、頬にあざを作り、寒さで全身に鳥肌が立っても、余裕のある態度を忘れず、落ち着かないスタッフを励ましてくださいました。あのときの姿は今も目に鮮やかです。
それまで以上に進行が遅く、場所を借りている時間の制限に焦るスタッフのため、服を脱いだり着たりする時間を惜しんで冷たいコンクリートの床にパンティー1枚で踏ん張ってくれた彼の情熱に拍手!
7.パク・ヨンウは話し中
"僕の声、ぞくっとするかな?"
携帯を耳に当て通話しながら巨大なマイクの前に座ったヨンウさん。
ただ今声だけ出演中。
『The Phone』という題名にふさわしく、電話で話すシーンがとても多かった二人。
お互い画面に登場しなくても、最後まで声で呼吸を合わせる義理は忘れませんでした。
台詞の読み合わせをして、爽快に笑う二人の男。じつに素敵な役者たちでしたよ。
一度はこんなこともありました。
ヨンウさんがほんのしばらく席を外した間、監督が声の出演部分を代わりに演じたことで大騒ぎに。
どうせ後でアテレコする台詞ですが、それでも本人が "すべて演りたい" と、たまげた熱意のヨンウさん。
実にプロらしい態度に、監督や私を含め皆、感動したものでした。
声が重要な "イギュ" という役のため、自分の声を録音した後、何度も聞き直して役柄に最適な声のトーンをみつけださずにおくものか! という、あなたは正真正銘のプロです。
時に冷静に、時に強引に、また時にはひどく弱弱しく聞こえるイギュの声が、今も聞こえてくるようです。
●テウン
ナムギルよ!
すごい力だな?
知り合いになれて本当に嬉しかった。そのうち一杯?
8.オリンピック公園撮影シーン
"おじいさん、ごめんなさい"
おじいさんを理由もなく殴り倒した後、証拠写真を撮るテウンさん。
おじいさんが、とても熱演してくださいました。
「あ! めちゃ心配してたシーン!!
節操のない接待に・・・ムードを盛り上げろだって?
だけど、終わってみると面白かったなぁ・・・」
9.こいつらに一体何が?
"戦争のようだったセット撮影"
映画のクライマックス、この撮影セットをどう説明するべきでしょう?
戦争のような時間、地獄のような作業としか言いようがありません。
ドラマも頂点に達し、全スタッフが肉体的疲労の限界を迎えていました。
スタッフ誰もが日に4時間しか睡眠を摂れなかった極限の状態。
中でも一番キツかったのは二人の役者。
役に没頭する辛さに加え、睡眠不足と疲れでへとへとの二人を、我々は息を殺して見守ることしかできませんでした。
感情を爆発させる演技から、実際に怪我もし、72時間もの間エンディングシーンの感情を失わないようにと互いに声をかけることも控えていた彼ら。黙って渡すタバコ1本に「後悔しないよう全て出し尽くそう」と、無言のままお互いを応援する姿が思い出されます。
10.ソンス大橋の南端 キム・ナムギル撮影シーン
"20回に及ぶ殴打、20回に及ぶ蹴り、最高の義理出演 キム・ナムギル"
あの日はとにかく寒かった。そしてとにかく長かった。
テウンさんとナムギルさんは、殴り、また殴り、殴られ、また殴られを繰り返すこと20回。
初日から深夜の "たぐり" シーン撮影に、ひと言の不平をもらすこともなく、わが身を惜しまず熱演してくださったキム・ナムギルさん、本当にありがとう。
そして、ナムギルさんが現場で居づらくないか、しんどくないか、人知れず気を遣い、フォローしてくれたテウンさんにも感謝です。
言葉数が少なく、無愛想なテウンさんが、兄のようにナムギルさんに接していた姿に、特別出演の役者さんにひどい苦労をさせたPDとしての申し訳ない気持ちが少しは晴れました^^
11.仲の良い二人
"この部分ではさ・・・"
台詞の練習に余念のない二人。
撮影開始前に、息を合わせてるところですね。
キム・ナムギルさんは、この映画で、本当に苦労だらけでした。
12.キム・グラ特別出演
"キム・グラ、スリラーに挑戦"
芸能プログラム専門だったキム・グラさんが、スリラーに挑戦状を叩きつけました。
彼の驚くべき "カット!" 演技に監督も感嘆の声を連発!
劇中、女優イ・セナの成功というリアリティを出すため、ラジオ放送の進行を現実のように演じてくれました。監督の賞賛が絶えませんでしたよ。
あれほど頭の回転の速い人に会ったのは久しぶりです。
僕ほど頭がいいから、現代の放送業界を掌握することができるでしょう。
(訳文文責:ハギ)