2013.07.28 スポーツワールドの記事より
29日放送予定の『世界’珍’旅行』では、先週に続きパク・ヨンウのクロアチア紀行が放送される。
クロアチア第2の観光都市であり、世界文化遺産都市とも呼ばれるスプリトは、ローマ皇帝ディオクレティアヌスが建てた街。彼は皇帝の座を自ら退いてローマを去り、海のきれいなスプリトに宮殿を建てたが、エジプトから持ち込んだ大理石の柱と3500年前のスフィンクスで飾られた宮殿は、華麗の極みを誇っている。
特に、宮殿にある皇帝の頭像は200名の彫刻家が手首を切られた末、完成に至ったといわれ、宮殿をバックに歌うアカペラ・コーラスをはじめ、いにしえの兵士たちが駐屯していた家で民宿を経営する人々まで、過去と現在が同時に流れる空間を探検する。
この街では、毎年夏に過去のローマ帝国の栄光を再現する ’古代ローマフェスティバル’ が開かれる。
そこでパク・ヨンウは、18年の俳優人生で初めて、ローマ皇帝の役を演じた。皇帝だけに許された最高級のマッサージをはじめ、専門のデザイナーが制作した千万ウォンの皇帝服を身にまとったパク・ヨンウ。
あたかも彼のためにあつらえられたように、とてもよく似合っており、フェスティバルでは一躍スターになったパク・ヨンウの意外な姿が公開される。
クロアチアのコロシアムといわれるブーラ円形競技場では、グラディエイターたちの格闘試合が行われた。歴史上もっとも残忍な闘いとされ、日に平均90余名が命を落としたというローマ最高のスポーツ競技においてパク・ヨンウは皇帝役を演じるのだが、試合に負けた選手は皇帝の一存に生死がかかっている。親指一本で彼らの運命を左右するパク・ヨンウ。はたして彼の選択は？？？
（訳文文責：ハギ）