タイトル
: 北の駅から(簡易駅<간이역>) 第1部(1~25話)
ジャンル
: ドラマ(製作:MBC)
放送開始
: 1996. 10.27 ~
PD
チョン・セホ(정세호)
このPDの他の作品 :
脚本
チェ・ワンギュ(최완규)
この作家の他の作品 :
ヨンウ氏の役柄
ペク・ヒョンギ(백현기)
ケスン(전도연)のファーストキスのお相手
共演者
パク・インファン(박인환), ユン・ヨジョン(윤여정)他
ものものしいオープニングで始まる簡易駅。
どうぞこのオープニングでくじけないでくださいな♪
あらすじ
:
春川市新南駅(現:キム・ユジョン駅)の副駅長チェ・スンドクを中心に繰り広げられる、田舎町での末端公務員の日常生活を描いた作品
大金持ちも乞食も登場しない、ごくごく庶民的なホームドラマで、登場人物の恋愛・結婚・子育て・出世・定年などに関する日常の喜怒哀楽がほのぼのと展開されます
主役のチェ・スンドクは、数年後に定年退職を控えたシンナム(新南)駅の副駅長。まじめ実直、安月給の末端公務員。10年ほど前に妻に先立たれ、男手ひとつで4人の子供たちを育ててきた。ドラマの冒頭でソウルの実業家に嫁いだ長女が離婚し、幼稚園に通う息子を連れて出戻り、父スンドク、娘3人、息子1人、孫1人の生活が始まる。
ヨンウ氏周りのあらすじ
:
スンドクの次女ケスンは、次女にありがちな(?)お転婆。自分はこんな田舎で埋もれてゆくような存在ではない!都会に出て一旗揚げてやる!と鼻息も荒い。
それでいて、しっかり自立できて男なんて必要としないのか?というと、そこまでの根性はないようで、「玉の輿」を期待してもいる^^;
地方のケーブルテレビPDで満足しているヤン・チスでは自分の夫候補としては役不足と考えており、医者の卵であるヒョンギ(ヨンウッチ)が言いよってきてくれたのを幸い、医者の妻に収まろうかと夢想する。
ヒョンギとケスンは互いにファーストキスのお相手同士。4年も前にふられておきながらケスンのことが忘れられず、大学病院でのインターン課程を終えた後、研修医としていずれかの病院に赴任!というタイミングで、ケスンのいる春川市の病院を希望してやってきたヒョンギ。4年前の手痛い経験から、もっと積極的に行動せねば!と学んだ彼は、医者になった自信も手伝って、かなり強引にケスンにアタックをしかけるが・・・
作品裏話
:
「簡易駅」とは「無人駅」のこと、と聞いていたのですが、本作舞台の新南駅は常時駅務員が4~5人はいて、ハギのイメージとはちょっと違いましたが、放送当時はムグンファ(むくげ)号という各駅停車の列車しか止まらない田舎の駅には違いなかったようです。ソウルまでは約1時間半かかりました。
新南駅は、2004年にキム・ユジョン駅と改名されており、今ではソウルまで40分。通勤圏のベッドタウンに変わりつつあるようです。
キム・ユジョンというのは日帝時代に活躍した有名な作家で、ドラマの中でも駅長が「この土地はキム・ユジョンという文豪を輩出してるんだ、君たち知らないのかね?!」な~んて威張ってました。
駅の改名と同時に駅舎も朝鮮家屋風に新しく建て直されましたが、旧駅舎もそのまま保存され、キム・ユジョン博物館になっているようです。
次回、ソウルに行った際にはぜひ立ち寄ってみたいと思います。
ハギのつぶやき
:
二代目ドクター・ヨンウッチ!『蝶々夫人』につながる血筋?!
品の良さを漂わせて16話からご登場ですが、
スーツの肩幅の広さといい、ネクタイの幅といい
時代を感じさせますねぇ~
日本だとバブルの頃に流行ったスタイルかしらん?
カンヌ女優チョン・ドヨン氏との共演という意味でも見応えありですが
チョン・ドヨン氏が小柄なのでヨンウッチの背がとっても高く見えますね^^
チェ・ジウ氏、ハン・チェヨン氏と共演されたときとはずいぶんイメージが違います。ちょっと高飛車で身勝手な男に小悪魔のような女、ちょうど二人の関係にこの身長差はピッタリな気がしました♪
勝手にお家にまで押し掛けて、お嬢さんをください宣言をやってのけるヨンウッチ。
ここまで強引なキャラも珍しいような・・・
他にもいろいろ言いたいことはあるのだけど、
とりあえずこのくらいで、いったんUPしちゃおうっと♪