前回に続いてファッション編
まずは主役となる真由子(中山美穂)のファッション。
40代、独身、編集長の真由子。都会のエグゼクティブな女性らしいファッションです。白、黒、ベージュ、グレー、紺などベーシックなカラーでもちろん全て無地。
中山美穂さん、似合ってますね〜
唯一露出度の高い服は直巳とレストランで食事に出かけた時。↑
こうしてみると全て高級なブランド、J.FERRY ADEAM FABIA AKIKO OGAWA
STEFANEL、、、高いブランドです。(全く縁がないっす!)こういうハンサムウーマンなファッション好きだわ!( ^ ^ )/❤︎
対して百合(高岡早紀)は鮮やかで花柄や幾何学プリントの女っぽいワンピースが多いです。組み合わせがしづらいけれど1枚でそれなりのクラス感がでる服。
お金持ちマダムの定番とも言える派手なLEONARDやボディコンシャスなRINASCIMENTOや女子度の高いFOXYのワンピースなど。
アクセサリーも大ぶりでインパクト大!役のキャラクターを上手くビジュアライズしてます。
そうそう、、、いるいるこんな奥様!って感じです。愛され奥様っていう勝手な私のイメージです。
高岡早紀さん流石です。あの難しそうなLEONARDの鮮やかなブルーも、微妙なピンクも着こなしているし、似合ってます!女優さんですね〜〜
日本人の肌色に合わせるのは無理じゃないかと常々思っておりました。
彼女は服に着られてない。
ところで、わかっただけでもLEONARDのワンピは3着も着てるのに、これもクレジットに出てこないんですよ。
もしかして百合はこのドラマでヒール役だから?想像を掻き立てます。(◔ェ◔).oO
次はシャンパン!!
こんな高級なシャンパンが3種類も登場するドラマは珍しいと思います。
それもドンベリとかモエとかではなく、、、ちょっと通好みです。
その1(クリュッグ)*冒頭に出てくるホテルの浴室からでてきた直巳が、真由子が用意していたワインバケツに浸かったシャンパンを慣れた手つきで開け、45度に傾けてそしてグラスに注ぐ。そして「クリュッグって本当にうまいね」と話すと、真由子は、「生意気ね、その歳で。生意気な奴と思われるわよ」と返すと直巳は「真由ちゃんが教えたんじゃない」と答える。
いやぁホント生意気ィ〜´д` ;
クリュッグといえば「シャンパンの帝王」と呼ばれる最高級のシャンパン。
たかが20歳やそこらの小僧が優雅にサーブしてこんなこと言ったら大人は「なんだこいつ!」って思いますわよ〜(下手をするとホストか?って思われますよね〜笑)
でもこれも真由子が施した教育の賜物なんですね〜
ドンペリでもモエでもなく「クリュッグ」というのが洒落ています。
その2(ルイ・ロデレール)*百合一家と真由子の4人のランチ。
直巳は封開けに手間取る百合から瓶を取り、テーブルまで歩きながら静かにシャンパンを開ける。すると百合が不満そうに「景気よくパーンと開けなさいよ」と言うと、直巳は「お祝い以外は音を出さないのがフランス式なんだよ。派手な音を出すのは、ダサいアメリカの成金が始めたこと」と鼻で笑う。
真由子が贈ったこのシャンパンはルイ・ロデレール。これもかなり人気のシャンパン。
もちろん静かに開けることを教えたのも真由子。
20歳でこんなのって、成熟というより老成って感じがしちゃうけど、、、
その3(ヴーヴクリコ)*直巳との関係が百合にも諒一にも知られることになった終盤、真由子の家で直巳と二人での夕食時に開けるのはヴーヴクリコ。
亡くなった夫のためにシャンパン事業を引き継いだクリコ夫人。それでヴーヴ・クリコ(ヴーヴ=寡婦)の名がついたいう。そこから女性の男性に対する強い想いになぞられることがあるという。真由子の直巳に対する強い想い?それとも諒一?ここも想像を掻き立てますね。(濃い黄色のラベルが目を引きます。これも美味しいです))
どれも、シャンパン選びにも手を抜いていないぞ!って感じるチョイスです。
*私はお酒はあんまり飲めません。少し飲めるのが日本酒とシャンパンとジュースのようにな甘いのもだけ。o(≧▽≦)o
同じ頃、最後となる百合と諒一のディナーにはブルゴーニュワインが、、、(ボトルの形から想像)
そして最後、真由子は思惑通り痴人にならず、賢者を保てたのか?
復讐自体賢者のすることではないとは思いますが、お話では少なくとも直巳に平伏すことはなく、逆に直巳にかしずかれた生活を送ることとなります。
その点では真由子は思いを成就させたと言って良いのでしょう。
やっぱり女は怖い生き物なんでしょうか?ふふふ、、、💀
予告編