いやぁ〜実は去年から中国からの情報で「超〜面白いよ〜!!」とは聞いていたんです。でもね、私としては散々中国宮廷ドラマには裏切られる(笑)ことが多かったので、話半分どころか3割程度の認識だったのよね〜。
でもこれは面白い!去年中国最大のヒットで、さすがに中国版エミー賞といわれる「2015年度國劇盛典」で「影響力のあったドラマ賞」「最優秀男優賞」を始め、最多の10冠を獲得しただけのことはあります。
インターネットでの反響もすさまじく、中国版Twitter「微博」ではドラマジャンルで過去最高となる226万回の検索数を記録し、台湾、韓国でも人気でネット放送の視聴数60億回超という驚異的な数字を記録したそうです。
日本では今年4月にケーブルTVのチャンネル銀河で放送していたらしいのですが、(スカパー未加入なので見れなかった)今はBSジャパンで毎朝放送してます。
(全54回で今日39話が終わったところ。)
原作はインターネット小説。南北朝時代をモデルとした架空の宮廷が舞台です。何と言っても全編にわたって伏線が張り巡らされた緻密なストーリーがすごい!
もう39話になっているのにストーリーが全くダレない。中国、台湾ではドラマが終わったあとに「琅琊榜(ろうやぼう)ロス」になってる人が沢山いるらしい、、、うん、わかる!私もなりそう。
NHKでもう一回夜にでも放送してくれないかしら。はっきり言って韓国ドラマなんてメじゃないですよ。 o(≧▽≦)o
<あらすじ>
物語の舞台は中国の南北朝時代をモデルとした小国、梁。
宮廷では皇帝の跡継ぎをめぐり、皇太子と第五皇子の誉王が熾烈な派閥争いを繰り広げていた。そんな彼らは「“麒麟の才子”を得た者、天下を得る」という琅琊閣(ろうやかく*国中の情報が集まる今でいうシンクタンクみたいな組織)からの助言を得る。
“麒麟の才子”とは、国をも左右する一大勢力である江左盟の宗主 梅長蘇(ばいちょうそ)のことであった。(諸葛孔明を超えるというほどの策士なんですよ)
皇太子と誉王が彼に取り入ろうとする中、梅長蘇は正体を隠し、蘇哲と名前を変えて梁国の宮廷へと足を踏み入れる。
梅長蘇の正体は、12 年前に謀反の罪を着せられ全滅した赤焔軍の生き残り 林殊(りんしゅ)。彼の目的は、12年前の汚名を注ぎ、軍を壊滅に追いやった者たちへ復讐することであった。
自身の目的のため、皇帝から冷遇されていた第七皇子 靖王(せいおう)に近づいた梅長蘇は、あの”諸葛孔明”を思わせる知略と策謀で靖王を補佐し、熾烈な派閥争いへと身を投じていく。
12年ぶりに宮廷へと足を踏み入れた林殊であったが、病によってその風貌は誰も気付かないほど変わってしまっていた。
そんな中で再会を果たす、かつての林殊を知る者たち。
梅長蘇の補佐を受け、後継者争いに加わることを選んだ第七皇子 靖王は、林殊のかつての親友だった。12年前に謀反の罪を着せられた赤焔軍、そして林殊への強い想いを今も抱き続ける靖王。しかし、林殊は己の正体を隠しながら、梅長蘇として彼を支えていく。(チャンネル銀河より)
と、今はここのあたりです。
こうしてみると登場人物が多いから、ドラマ見てなかったら絶対理解できないよね!
ここには結構女性もいるけれど、ドラマの登場は以外と少ないです。
そして復讐劇とはなっているけれど、単なる恨みを晴らすための復讐ではなく義にあふれた男たちの情と絆を描いてるってところが良い。
それともう一つ、主役の梅長蘇を演じている胡歌(フー・ゴー)。すごい男前ですが、それだけでなくこのドラマのように復活した俳優さんだったのです。
2006 年、人気絶頂だった彼は交通事故により、4日間で二度にわたる全身麻酔、顔・首など100針以上を縫う大手術をするほどの重傷を負ってしまう。もはや再起不能とまでいわれたフー・ゴーだったが、自身とファンを信じて努力し続けた結果、2年後に見事俳優としてカムバック。
その当時のことは以前「ザ!世界仰天ニュース」でも放送されていました。
政変に巻き込まれながらも一命を取り留め、どん底から這い上がってきた梅長蘇。その姿は、交通事故から奇跡の復活を遂げたフー・ゴー自身と見事に重なっている。
苦難を乗り越えたからこそできるフー・ゴーの深みのある演技は多くの人々の心を打ち、2015年の中国版エミー賞「国劇盛典」では最優秀男優賞を獲得。
彼は歌手でもありました、エンディングテーマも歌ってます。
もともとイケメンだった彼ですがすごい怪我だったので、カメラアングルによっては傷跡がはっきりわかりますし、左右の目の開きがちょっと違ったりすることもあります。でも顔の印象は事故前と大きく変わってないです。
凄いかっこいい鼻でこれって天然?って疑ったこともあったけど、お父さんが全く同じ顔のおじさんだったので(笑)オリジナルのようです。
今年の中国メディアが選ぶ「最も美しい人50人」の第1位になっています。
(ここだけの秘密ですが、彼は上海の俳優さんで上海演劇大学出身です。んでもって彼の年齢から逆算するとその大学に通っているちょうどそのころ、私はその大学敷地の隣にあるのコンドミニアムに住んでいたんですよ。それも学校側の角部屋。寝室の窓からはフーゴーの通う大学が毎日見えていたのです。あ〜〜〜〜〜きっと朝夕の犬の散歩であの辺ですれ違っていたかもしれない、そんでもって私の優秀なイケメン探知機が反応していたかも???きゃー〜〜〜〜ってだから何?なんだけど´д` ;まぁちょっと遅ればせながらドキドキしてみました。)
まぁそのうちお気に入りの俳優さんリスト「mochikoの男前図鑑」でも特集してみましょうか?テヘ o(≧▽≦)o
話が違う方に行ってしまいました(´Д` )。
その他の脇役の俳優さんたちもとてもチャーミングでした。梅長蘇の護衛、飛流役のウー・レイも可愛かった。でも特にかっこよかったのが靖王のお母さんの静嬪役を演じていたリウ・ミンタウ。側室なのですが賢い女性の役がぴったりの美しい女優さんでした。
もし観れる機会があったら是非ごらんください。多分レンタルDVDも出てると思います。男性にも女性にも絶対オススメです。
これがイマイチと感じる方はもう中国のドラマは観ない方が良いと思います。だってきっとがっかりすると思うから。笑
チャンネル銀河版の予告編