お休みの日はほぼ家の中ですが、たまに出かけます。
私は子供の頃からほぼ同じ家に住んでいるけれど、出勤と退勤以外でご近所をゆっくり見ることはない。
でも休みの日に出かけると嫌でも自宅周りを見ることになるわけで。
いつの間にか、自宅の周りは空き家が取り壊され更地になったり、その更地に家やマンションが立っていたり。
野良猫がいた場所も塀がなくなり原っぱに。
ここに犬小屋があって老犬が寝ていたなあ、とか、ここに野良猫が10匹くらいいたなあ、とか、お父さんが好きなチェリオのサイダーここに売ってたなあとか、おばあちゃんがこの辺に生えてた木に突っ込んで行ったなあ、とか、よくここにあった石の上に座って休憩をとっていたなあ、とか、祖母が手入れしていた紫陽花がたくさん咲いていたのになあ、とか懐かしい風景を思いながら、懐かしいというよりは(もうその風景はないから)、しみじみしてしまうのでした。