目が覚めたら変な時間。

喪服も吊ってない💦シワにならない素材だから助かる。

さて、昨日、無事にお通夜も終わりました。本来なら昨日で祖母の遺体は火葬されるのだけど、友引のおかげで一日伸びた。友引に逆に感謝する(母はほんとは弟の仕事を理由にさっさと終わらせたかったのだろうけど)。

納棺の準備をしてくださってる間、近くでウロウロしていたせいか、化粧をしてもらえる時に、どうしますか、と聞いて貰えたので、祖母の顔を見に行きました。

父の時もそうだったけど、顔に綿を詰めて顔をふっくら見せてくれるのですが、祖母はもともと顔が細いので、死んだ時の浮腫んだままの顔に更に綿を詰められて、すでに別人の顔になっていた。

そこになんとか祖母の特徴だった眉を描いてもらったのですが、まあ、当然、なんか違う…となるわけですね。だけど、女性2人が(男性もいるけど)、重いはずの遺体を布団や衣類を駆使して動かして着替えさせたり化粧したり、本当に大変だな、と思いながら見ていました。納棺後も、鬱血して血が滲んでいるのに素手で体勢を整えているのを見た時はこちらの方が焦ってしまいました。

そうこうしているうちに横を向いていた祖母の顔は真っ直ぐに。体は横向いたままなんで、生きてたらかなり苦しいだろうけど。

ほんと、これからは亡くなったら体勢を少しでも真っ直ぐにしておいてあげないと。あー、でも実際のところ、まっすぐでもそれはそれで着替えせたりするのは大変そうだ。きっと想像してる以上に遺体は丈夫なのに違いない。怖くて口開けさせたり出来なかったけど、綿詰める時ってきっとガッツリ開けさせてるはず。あ、1本だけ残っていた歯もちゃんとあったそうです。見たかったな。いや、見ますかと言われたけど申し訳ないので断った。

話は逸れたけど、祖母が生前希望していた巡礼服と葬儀屋さんが用意してくださった白装束を着させてもらい、無事に祖母は棺桶に納まりました。

枕経後に祖母の顔を見る時間があったので、顔や首を触ってみたけど、ドライアイスのおかげで初日よりも更に冷たくなっていました。布越しに身体も触ってみたけど、やっぱり身体は横を向いていた真顔

と、まあ、お通夜の前の様子はこんな感じで、お寺での葬儀は思ったより祖母との時間が取れないことが判明。しかし、祖母が安置されてる間、お寺ってお客さん入れられないよね?と、そんなことも考えてみたり。

最後はお坊さんのお話なんだけど、もちろん私達は生まれた頃から慣れ親しんだお寺さんなので、向こうも私達が小さい時から知っている。そんな思い出も込み込みで祖母の話をして下さり、もう引退してるのに祖母のためにお経を上げてくれたお坊さんには感謝感謝です。

そうそう、葬儀社の方が似顔絵を描いた色紙を用意して下さり、それにみんなでメッセージを書いて来ました。母だけ書いてないけどどうするんだろ。

恨み辛みは書かないでね。そもそもこの色紙は焼くのか?残すのか?残すならおいそれと変なことは書けないだろうけど。実は大好きでした、とかだったら嬉しいんだけどな。

ちなみに私は悩んだ挙句(たくさん書けないのと、内容によってはまた母の逆鱗に触れそうだから)、祖母に一番言いたかったことを母には分からないように簡潔に書いて来ました。

ああ。もう五時を過ぎました。

今日はいよいよお葬式です。

もっともっとおばあちゃんの側にいたかった。

もう会えないのに。最後のチャンスだったのに。

お寺での葬儀の唯一のデメリットはこれですね。

まあ、それなら生きてるうちに会っておけよ、という感じですが。