冷たい風から唇を守る方法5つ
肌を切り裂くような冷たい風が吹くこの頃、一番苦しんでいるのは唇です。皮膚層が薄い上、汗腺や皮脂腺がないため、温度や湿度の変化に真っ先に反応します。リップクリーム一つだけを信じてはいけないこと!しっとり柔らかい唇の作り方をお教えします。


やさしく角質を取る


角質ができたときは、絶対に噛みちぎったり、舐めたりしてはいけません。細菌やウイルスが浸透して炎症を起こす可能性があるからです。特に習慣的に唇を舐める癖のある人は角質が頻繁に発生して剥がれ、剥脱性口唇炎になりやすいです。そうなる前に、リップスクラブ製品でやさしく角質を取り除いてください。リップスクラブの代わりにワセリンをたっぷり塗って角質をふやかし、リップメイク直前に綿棒でやさしくこすって落とすのも効果的です。


リップ製品の成分を調べる


リップ製品に唇を刺激する成分が入っていないか見てみてください。唇を厚くしてくれるメントール成分は、人によっては角質の状態が悪化したり、アレルギー症状が出ることがあります。シアバター、セラミド、ヒアルロン酸成分が含まれた製品をたっぷり塗るようにしましょう。


十分な水分、ビタミンを供給する


できるだけ水をたくさん飲むことをおすすめします。体内の水分が不足するとミネラルのバランスが崩れて唇が乾燥しやすくなるんです。コーヒーを2杯以上飲む習慣も肌には毒です。コーヒーの代わりに水やハーブティーを飲むことをおすすめします。また、肌の再生に効果のあるビタミンBが不足して唇に炎症を起こす場合もありますので、ビタミンも必ず補給してください。


加湿器で適正湿度を維持する


冬は、特に夜の暖房により、室内はさらに乾燥せざるを得ません。冬場の室内湿度は30~50%に維持するようにしましょう。寝ている間に加湿器をつけたり、濡れたタオルをかけておくのもおすすめです。

紫外線カット効果のあるリップ製品を使用する


外出する時、顔には日焼け止めを塗りますが唇には塗りませんよね。いくらマスクで鼻と口を覆っても紫外線はマスクを通り抜けるほど強力です。ほとんどのマスクはSPF7程度の効果しかありません。リップクリームを選ぶときは、紫外線カット効果のある製品を選びましょう。