父の一回忌でした。

1年は早くも、父が生きていた日は遠い昔のような。

でも、この世にいないようには思えない。

不思議な感覚です。

父の物は何一つ捨てていません。

正直のところ、玄関に置かれた父の病院から持ち帰った荷物は

一年前からまったく動いていません。

母もよう片付けないのでしょうけど

この春に少しずつ…片付けようと思います。

父の衣装ケースを開けると

なつかしいにおいがして

思わず、顔をうずめてしまった。

今回は、そっと閉じたけど

いつまでも引きずってはいられない。


でも、とてつもない不安に飲み込まれる

家族のピースが

欠けるということ

永遠に心が欠けてるようで

永遠に埋まることのない

その場所が今日も沁みる。