今ね、
木村 元彦
オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える

を読んでるんだけど、やっぱり素敵な方だな。
めちゃくちゃだけど、正しい。?
例え上手で、サポーターそしてマスコミもを魅了してしまう彼の言葉のマジック。

マジックは当然、言葉だけでなく、ピッチの上でも発揮される。
トリニータがJ1に昇格した年にオシム監督がJEF監督に就任した。

JEF千葉の素晴らしさはトリニータサポーターとしてまざまざと見せ付けられてますので(涙)
唯一、「入れたきゃ、いくらでん入れろやむかっ(だから1点返せ汗)」とさじを投げた大量失点試合。
あの悔しさは忘れられん。「って、巻っちだれよ?」目の前で名も聞いたことなかった巻選手にハットトリックを決められ、愕然としました。そう、たしか連続して大量失点でまけたんです。JEFは嫌いでした。

しかし、JEFは強かった。優勝争いに絡む健闘ぶりに、ナビスコ杯優勝。

昨年のシャムスカ監督就任後の快進撃を続けていたトリニータとの対戦。
やはり、負けました…「やっぱり、JEFには勝てんのか…」苦手意識が強まる中

オシム監督の試合後のインタビューに感動した。
彼の一言で私のJEFに対するいやなイメージを払拭させた。
その時の日記(こちら)
J’s GOALのリンク先がなくなってるので…
JEF千葉のオシム語録 (JEF公式)より


2005年10月29日 大分戦後の監督会見より


トリニータはうちとの試合がコンプレックスになっているかもしれない。そうは言っても本当にすごくいい試合で、どちらに転んでもおかしくない試合だった。トリニータはすごく大きなことを今までに成し遂げたと思う。トリニータに私が期待することは、今日、一歩下がったが、また次に、二歩、三歩前に進んでほしいと思うし、人生はそうあるべきだ。


とね。

うんうん。

これ以来好きです。

(なんて単純なw)


んでね、昨日の試合。

日本代表vsイエメン


本読んでたら、みんなオシム監督の申し子なんだね。

巻選手に阿部、佐藤、羽生選手の名前が出てきました。


A代表というより、前Uー21にオーバーエイジ枠(川口・サントス選手)な感じなチームだったけど…

私はこの世代が好きですね。

W杯のA代表は自分の中ではいまいち…もう4年前に終わってるのよ?って感じがしてた。


アテネ世代の活躍を待ってたから、素直にうれしいですし、久しぶりに代表戦を見る気になれました。

引いて守るイエメンにかなり悪戦苦闘してたけど、これからの選手ばかりだし、成長が楽しみです。


それにしてもオシム監督のコメントはおもしろい。

「レーニンは『勉強して、勉強して、勉強しろ』と言った。私は、選手に『走って、走って、走れ』と言っている」4月25日練習後

まだまだ、読み進めるとおもしろい言葉に出会えそうな一冊だ。