神様っているのかな、、 | お一人様でHBOCで2度の乳がんを体験しました

お一人様でHBOCで2度の乳がんを体験しました

36歳、海外就労中に最初の乳がんに。
7年後、43歳で逆側の胸が新たに乳癌に。
遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)と診断されました。

叔母に新たな病気が2つ加わりました。




前回のブログで骨髄穿刺の結果に問題は

見つからなかったと書きましたが、それは

抗がん剤を打つには問題ない、という

ことだったようです。




昨日、久しぶりに主治医から現状についての

説明があり、骨髄の検査の結果、




本態性血小板血症、

骨髄繊維症




という2つの血液の病気が見つかりました。

どちらもこれから抗がん剤治療を続けていく

のに骨髄抑制が強く起こる原因になるようで

さらに骨髄繊維症は進行すると白血病になる

可能性も高いとのこと。




さらにはリンパ管が癌によって食い破られ、

乳び腹水というものも発症しており、叔母が

大好きな乳製品の摂取が禁止されています。

ただでさえ食欲がすずめの涙ほどしかない

のに好きなものも食べられず、新たに2つの

厄介な病気も判明し、、




叔母の落ち込みがかなり激しく、主治医の

前で初めて涙を見せたそうです。

そこで昨日急きょ叔父と私と面会の時間を

取ってくれ、主治医から現状の報告と今後の

方針についてお話があったのでした。




昨日は腹水を3.5ℓ抜いてもらい、退院しても

またすぐに病院にトンボ帰りとなってしまう

可能性もあるけれど、とにかくたった1人で

個室で悶々としながら過ごすより一度退院

して外来で腹水の管理をしてみてはどうか、

とのことで、金曜に一度退院してみることに

なりました。





叔母は私と同じ遺伝性乳がん卵巣がん症候群

で2度の乳がんを経験し、その後指定難病の

潰瘍性大腸炎も発症し、ずっと治療を続けて

いました。そうしたら今度は末期の腹膜がん、

そのうえ今回の血液の病気。これらも遺伝子

の異常が原因でなる病気のようです。




ちなみに乳がんも浸潤性小葉がんという

乳がん全体の5%くらいしかいないごく稀な

タイプの乳がんでした。





私は今回なかなか原発巣が判明しないで

検査が続いていた時、アメブロや論文を

検索しまくり、小葉がんが何年も後に

転移し、腹膜播種をきたしているケースが

わりと多いことを知り、叔母もきっと

これなんだと思っていたのですが、原発性

腹膜がんが胸にも転移をしているという

とても稀なケースでした。




叔母の病気のことを調べていると非常に稀な

という言葉のオンパレードで、、

どうして叔母ひとりの身体にこんなにも

たくさんの酷い仕打ちをするのだろう




神様っているのかな、、


タンポポのように強く逞しく打ち勝って

欲しいです。