昨日の朝はマレーと錦織の3回戦がモンテカルロで
同時進行という、身を引き裂かれるような状況と
なりました。
同時進行という、身を引き裂かれるような状況と
なりました。
でもどちらも絶対にライブで見なければならないっ!
ということで、テレビの前にiPadを置いて同時に鑑賞(笑
しかも、どちらもすごい展開となり、まさに頭脳を
半分に割けて二つの試合に集中するという、
脳のトレーニングとなりました (゚_゚i)
しかも、どちらもすごい展開となり、まさに頭脳を
半分に割けて二つの試合に集中するという、
脳のトレーニングとなりました (゚_゚i)
3回戦目は世界31位のジュリエン・ベネトーが相手。
過去の対戦ではマレーが全勝しており、しかもベネトーは
マレーの得意とするフランス人。
ただ初戦であんなに素晴らしい模範プレイをしたあと、
どうも反動がありそうで胃が痛かったのですが…
やっぱり悪い予感は的中。
朝一番の試合が嫌いなマレーですが、寝違えたかの
ように、不機嫌そのもののオーラを漂わせて登場。
出だしはよかったのですが、2ゲームめでベネトーを
ブレークして2-0になったあと、すぐにブレークし返されます。
この変からマレーの悪い癖が始まり、サーブをミスするたびに
独り言をぶつぶつ…
ちょっと~っ、レンドルの前でそんなことしていいの~?!
初戦でトロイッキ相手に完璧に決めていたドロップショットも
決まらず、ミスが出始めます。
逆にベネトーのドロップショットは今日は完璧で、
さすがのマレーもネット際に何度も走らされては
ボールをネットにぶつけるという展開に。
とはいえ試合全体としてはハイレベルのテニスとなりました。
ハラハラするラリーの応酬が続き、ポイントが決まるたびに
ハラハラするラリーの応酬が続き、ポイントが決まるたびに
観客は大喜び。
特に2-2のマレーのサーブでは、ラリーの最中にマレーの
ラケットのストリングが切れるというアクシデントが…
それにも関わらず、ベネトーの球を何度もコート内に
打ち返し、結局はポイントを取りました(笑
打ち返し、結局はポイントを取りました(笑
マレーがストリングの切れたラケットでポイントを
勝ち取るのは初めてではありません。
というか、これほどストリングを切る選手も
見たことないかも…(*゚ー゚)ゞ
見たことないかも…(*゚ー゚)ゞ
でも、テンションを失ったラケットでポヨーンとしか
飛ばないのに、正確にコートに返せるんですよね。
逆に言えば、普通のリターンと違って、いったいどこに
そのボールが落ちるのが分からないのも恐怖かも(笑
スペイン留学時代にマレーをコーチしたエミリオ・サンチェスが、
ナダルを含む他のスペイン人選手の誰よりもマレーが
一番才能ある選手だ、と述べたのは有名ですが、もしかしたら
その才能のひとつはこのことだったりして…
さて今日の試合が互角の試合になったのは、マレーの
ファーストサーブががくーんと落ちたことによります。
ファーストサーブががくーんと落ちたことによります。
トロイッキ戦はファーストサーブ率83%だったのが、
今回は45%と急低下。
トロイッキ戦はたったの1時間8分で終了したのに、
試合開始後40分たっても、まだスコアは3-2ですから、
どれほどラリーとポイントの取り合いが続いてるか
分かりますよね。
分かりますよね。
しかも不機嫌マレーのムードをさらに逆なでするかのように、
今度は左手の指のマメがつぶれるというアクシデントも発生。
治療を受けているときも、とてもここでは口出せないような
F言葉を発してました (゜д゜;)
その後もハイレベルの素晴らしいラリーの応酬が続き、
綱引き状態のまま、5-5でマレーのサーブ。
ここでマレーがサーブを守りきれば1セット目のチャンスです。
ところが、マレーが30-0とリードしたところで、なんと
ベネトーが転倒!
スローで見ると、右足首は完全に90度の角度で曲がり、
しかも右手首もその際に怪我した模様。
前回のモナコの怪我と同様、観客が興奮の真っ最中の
事故だけに、会場も大ショックです。
しかも転倒したのは、モナコが転んだのと同じ場所。
先日の記者会見で、マレーは「コートが滑りやすくて危険だ」
と言っていましたが、ベネトーが治療を受けている間も
と言っていましたが、ベネトーが治療を受けている間も
審判に「コートのあちこちに穴があって危険だ」と、
文句を言ってました。
さすがに2日の間に二度も起こったからには、これは
真剣な問題ですよね。
さて、どう見てもひどい怪我を負った状態だというのに、
ベネトーはなにやら試合を再開するらしい・・・
…って、もう立ってるだけでよろよろですよ~っ!
しかも怪我した右腕の代わりに、ラケットを左手に
持ち替えるという無謀なことを...(@_@)
結局はマレーに2度のサーブを叩き込まれ、6-5 となりました。
そのあとタイムアウトで再度手首の治療を受けますが、
治療が終わると、ベネトーは再びラケットを持ち
フラフラとコートに…
足首だけじゃなくて、利き腕の怪我も負っているというのに、
これはもう転倒のショックで動揺しているとしか思えないです。
だって歩くのもやっと、ラケットもろくに握れないんですよ!
だって歩くのもやっと、ラケットもろくに握れないんですよ!
でもさすがにサーブを打とうとして無理なことが分かり、
やっと棄権。
無理やり彼を止めることはできませんから、棄権してくれて、
誰もがほっとしたという感じです。
ただそれほどまでしてもベネトーは試合を続けたかったんですね。
そう思うと、どど~っと思わず涙が…
そう思うと、どど~っと思わず涙が…
嬉し涙はいいけど、こういう涙を流すのは苦手~っ
しかもその横では、iPadの中で錦織が苦戦してるし…
(2セット目をバーディッチに取られたばかり)
(2セット目をバーディッチに取られたばかり)
ドラマが多すぎる!!!
試合後、マレーはこう語りました。
「今回は非常にいい試合だった。彼はボールを早く
取るので、僕はコート中を走り回らなければならなかった。
こんな風に試合が終わってしまったのは残念なことだよ」
ということで、残念な終わり方をしたとはいえ、これで
マレーが準々決勝一番乗り!
と喜んでる暇はなく…
===
こんなドラマが起こっている間、錦織圭(18)vs
トマス・バーディッチ(7)でもドラマが同時進行。
1セット目は錦織が素晴らしいスタートを切り、
2回連続でバーディッチのサーブをブレーク。
またバックからのショットを強力に生み出し、ライン
ぎりぎりに正確に落とすという、非の打ち所の
ないパフォーマンスで、完全に錦織の一方的な
試合展開となります。
逆にバーディッチは、武器であるファーストサーブが
中々決まらず、セカンドサーブの勝率も40%。
ということで、あっという間に6-2で錦織が
1セット目を取りました。
この調子でいけば、バーディッチを倒せる~っと、
マレーの試合で胃がきりきりしていた私は、これで
錦織側の方は少し安心したわけなのですが…
ところが2セット目に入り、バーディッチのファースト
サーブの調子が上がってきます。
またチャンスがあるごとにネット際に積極的に
出てきてパワフルなボレーを決め、錦織は
ブレークポイントのチャンスを掴むことができません。
錦織はペースを変えようとしてドロップショットも
何度かトライしますが、なかなかうまいところに決まらず、
逆にバーディッチに有利に…
出てきてパワフルなボレーを決め、錦織は
ブレークポイントのチャンスを掴むことができません。
錦織はペースを変えようとしてドロップショットも
何度かトライしますが、なかなかうまいところに決まらず、
逆にバーディッチに有利に…
さらにバーディッチに2度のブレークを許してしまい、
2セット目は 2-6 でバーディッチに取られてしまいました。
(ちょうどこの辺でベネトーの転倒などが起こっており、
もうどちらに集中していいのか分からないとい状態…)
(ちょうどこの辺でベネトーの転倒などが起こっており、
もうどちらに集中していいのか分からないとい状態…)
ということで、3セット目に持ち越されたわけですが…
私はそれでもいつもの錦織を信じてました。
1-1の引き分けですから、まだ再起するチャンスはあります!
さて3セット目では錦織も踏ん張り、バーディッチの
3度のブレークポイントを逃げきります。
お互いにブレークを譲らず、スコアは4-4になり、
バーディッチのサーブ。
このゲームでついに錦織にチャンスが訪れました。
錦織のブレークポイント!
錦織のブレークポイント!
ここでブレークすれば、錦織が5-4でリードとなり、
サーブを守りさえすれば、無事に準々決勝に
進出できるわけです。
進出できるわけです。
ゴールはもう間近。
うぎゃ~っ、がんばれ、錦織!
と緊張の中、バーディッチのサーブ。
ボールがやり取りされ…
ボールがやり取りされ…
(指の間から見ていたのでよく覚えてない・汗)
なんと、錦織のアンフォーストエラーが発生!
これが運命を分けてしまいました。
バーディッチはその後アドバンテージを奪い返し、
最後のポイントは審判のオーバールールで
バーディッチのポイントに。
ということで念願のブレークは果たせず…
バーディッチが5-4でリードとなり、ここでブレークされたら
もうあとがないという状態で、錦織のサーブ。
でもバーディッチは猛烈な攻撃をしかけ、4度目の
ブレークポイントをつかみます。
ブレークポイントをつかみます。
今回はさすがに錦織も守りきれず、このゲームを落とし、
2-6, 6-2, 6-4 でバーディッチが勝利を決めました。
2-6, 6-2, 6-4 でバーディッチが勝利を決めました。
ということで、楽しみにしていたマレーと錦織の
準々決勝は実現しませんでした…(涙
準々決勝は実現しませんでした…(涙
代わりに、マレー vs バーディッチ。
しかも、バーディッチはマレーの苦手な相手!
さらに試合は再びマレーの大嫌いな朝一番に
行われることになりました。
またまた胃が痛い試合となりそうです。
行われることになりました。
またまた胃が痛い試合となりそうです。
===
さて、ドラマはまだまだ続き、残りの試合は雨のため
選手たちがコートを出たり入ったりが繰り返されました。
ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(5)と
フェルナンド・ベルダスコ(19)の3回戦も何度も中断。
再開しても、ウォームアップの最中に再び
雨がぱらぱらと降り出し、試合すら始まらなかったり…
リズムを掴むのが非常に難しい試合となりましたが、
1セット目ではツォンガは5度のブレークポイントをセーブ。
ブレークがないまま、6-6でタイブレークに入ります。
一時はベルダスコがリードし、あと2ポイントでセット獲得、
というところまで行きましたが、ツォンガがワイドなサーブで
エースを決めて同点。
ツォンガファンが興奮する中、ポイントの応酬が続き、
9-7でやっとツォンガが1セット目を獲得!
2セット目もベルダスコは4度のブレークポイントを
迎えますが、どれも成功せず。
逆に今回はツォンガがベルダスコを2度ブレークし、
結果7-6, 6-2でツォンガが準々決勝進出決定となりました。
===
さらにドラマは続きます。
世界ナンバーワンのノバク・ジョコヴィッチ vs
アレクサンドル・ドルゴポロフ(16)の試合ですが、
1セット目はジョコヴィッチの心ここにあらず。
というのも、ジョコヴィッチは祖父が亡くなったという
悲報を聞いたばかりだったからです。
観客の中にはまだこのことを知らない人たちも
多かったようで、ジョコヴィッチにはあり得ないような
ミスの連発に驚くとともに、逆にドルゴポロフに
大きな声援を送っていました。
といっても、解説を聞いているこちらは事情が
分かっているので、ポイントごとにジョコちゃんが
遠い目をして悲しみをこらえているのを見るたび、
胸がきりきり…
アンフォーストエラーでポイントを落とすと、
がくん、とうなだれて次のポジションにとぼとぼ
歩いていきます。
1セット目はジョコヴィッチは試合にほとんど気持ちが
入らず、2-6でドルゴポロフに取られてしまいました。
でもさすがジョコヴィッチ、としか言いようがありませんが、
2セット目からは試合に気持ちを切り替え、突然いつもの
(←いつも以上の)強力なストレートラインのフォアハンドや
サーブを放ち始めます。
ということで、ジョコヴィッチが2・3セットを勝ち取り、
2-6, 6-1, 6-4 で勝利!
うわ~っ、再び涙が…
試合のあと、ジョコヴィッチは両手を空に向かって
ツイッターでも試合中からジョコちゃんにお悔やみを述べる
メッセージで溢れていましたが、試合のあとに泣いたという
ファンも大勢いました。
ということで、悲し涙を二度も流した日となって
しまいました o(;△;)o
ジョコヴィッチ、悲しみの中での勝利 モンテカルロ3R
===
その他の試合では、ラファエル・ナダル(2)、
スタニスラフ・ワウリンカ(26)、ジル・シモン(15)、
ロビン・ハース(55)がそれぞれ8強入りを決めました!
また気になるブライアン兄弟とマレー兄弟の試合は、
7-6, 6-4 でブライアン兄弟の勝ち。残念 (><;)
さて、ドラマはまだまだ続き、残りの試合は雨のため
選手たちがコートを出たり入ったりが繰り返されました。
ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(5)と
フェルナンド・ベルダスコ(19)の3回戦も何度も中断。
再開しても、ウォームアップの最中に再び
雨がぱらぱらと降り出し、試合すら始まらなかったり…
リズムを掴むのが非常に難しい試合となりましたが、
1セット目ではツォンガは5度のブレークポイントをセーブ。
ブレークがないまま、6-6でタイブレークに入ります。
一時はベルダスコがリードし、あと2ポイントでセット獲得、
というところまで行きましたが、ツォンガがワイドなサーブで
エースを決めて同点。
ツォンガファンが興奮する中、ポイントの応酬が続き、
9-7でやっとツォンガが1セット目を獲得!
2セット目もベルダスコは4度のブレークポイントを
迎えますが、どれも成功せず。
逆に今回はツォンガがベルダスコを2度ブレークし、
結果7-6, 6-2でツォンガが準々決勝進出決定となりました。
===
さらにドラマは続きます。
世界ナンバーワンのノバク・ジョコヴィッチ vs
アレクサンドル・ドルゴポロフ(16)の試合ですが、
1セット目はジョコヴィッチの心ここにあらず。
というのも、ジョコヴィッチは祖父が亡くなったという
悲報を聞いたばかりだったからです。
観客の中にはまだこのことを知らない人たちも
多かったようで、ジョコヴィッチにはあり得ないような
ミスの連発に驚くとともに、逆にドルゴポロフに
大きな声援を送っていました。
といっても、解説を聞いているこちらは事情が
分かっているので、ポイントごとにジョコちゃんが
遠い目をして悲しみをこらえているのを見るたび、
胸がきりきり…
アンフォーストエラーでポイントを落とすと、
がくん、とうなだれて次のポジションにとぼとぼ
歩いていきます。
1セット目はジョコヴィッチは試合にほとんど気持ちが
入らず、2-6でドルゴポロフに取られてしまいました。
でもさすがジョコヴィッチ、としか言いようがありませんが、
2セット目からは試合に気持ちを切り替え、突然いつもの
(←いつも以上の)強力なストレートラインのフォアハンドや
サーブを放ち始めます。
ということで、ジョコヴィッチが2・3セットを勝ち取り、
2-6, 6-1, 6-4 で勝利!
うわ~っ、再び涙が…
試合のあと、ジョコヴィッチは両手を空に向かって
差し伸べ、亡くなった祖父に祈りをささげましたが、
きっとおじいさんも誇らしく思ってることでしょうね。
ツイッターでも試合中からジョコちゃんにお悔やみを述べる
メッセージで溢れていましたが、試合のあとに泣いたという
ファンも大勢いました。
ということで、悲し涙を二度も流した日となって
しまいました o(;△;)o
ジョコヴィッチ、悲しみの中での勝利 モンテカルロ3R
===
その他の試合では、ラファエル・ナダル(2)、
スタニスラフ・ワウリンカ(26)、ジル・シモン(15)、
ロビン・ハース(55)がそれぞれ8強入りを決めました!
また気になるブライアン兄弟とマレー兄弟の試合は、
7-6, 6-4 でブライアン兄弟の勝ち。残念 (><;)
ライブは見れませんでしたが、ブレークの奪い合いで、
かなり面白い試合だったみたいです。
ああ、見たかった~(涙
===
昨日は友達とのディナーだったので、上の記事を
アップする前に時間切れとなってしまいました!
今日もこれからマレーの試合が始まるので、その前に
いろいろと終わらせないといけません。
もう朝の試合はこれだから困る~
アップする前に時間切れとなってしまいました!
今日もこれからマレーの試合が始まるので、その前に
いろいろと終わらせないといけません。
もう朝の試合はこれだから困る~