マイアミ:マレー&ナダルが準決勝進出! | マレー・ファン@ラブテニスワールド

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英国テニス・ナンバーワン選手のアンディ・マレーを応援しながら、
ロンドンでの暮らしを綴るブログです♪
マレーがついに2012年ロンドン五輪で金&銀メダリストとなりました。
一緒に応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

ついに佳境に入ってきたソニーエリクソン・オープンですが、
昨日の準々決勝で、アンディ・マレーとラファエル・ナダル
勝ち進み、準決勝で対決することになりました。

マイアミ、マレーQF


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ナダルの試合が夜のメインイベントに選ばれたため、
最初に行われた昼間の試合は

アンディ・マレー[4] v ヤンコ・ティプサレヴィッチ[9]


昼間の方が暑いし湿気は多いしコンディション的には
よくないのですが、それでもなぜか…

いい予感!

誰もがぐでーっとうだってる状態なので、マレーも心置きなく
辛い顔とかできるし、マレーの場合、どうも涼しい夜よりも
暑い昼間の試合の苦しい戦いの方が、なぜか安心して
みれるんですよね 
ヾ(@^(∞)^@)ノ

しかも準決勝で誰と当たるかまだ分からない状況なので、
相手の顔を想像しながらプレイするというプレッシャーも
なし!

1セット目ではマレーが早々にティプサレヴィッチをブレークし、
4-2 とリード。これは順調と思いきや…

突如マレーのフォームが大きく崩れ始め、ミスの連続!

あっという間にブレークを仕返され、なんと4-6で1セット目を
ティプサレヴィッチに取られてしまいます。

ただ、その間マレーの様子がどうも変だったのです。

ポイントごとにお腹を押さえたり、大きく息を吐いて
苦しそうな顔をしたり。

ボックス席に座っているレンドル効果のおかげで(?)
文句を言ったり癇癪を起こしたりはしないものの、
必死に試合にしがみついているといった感じでした。

でもどんなにしがみついても、マレーのこのフォームでは
とてもティプサレヴィッチの攻撃プレイに太刀打ち
できなさそう。

あわわ、もしや私のいい予感は大きく外れるのでは…

ティプサレヴィッチの強力な攻撃は2セット目でも続き、
あっという間にスコアが0-2になります。

ここでマレーはタイムを取りトレーナーを呼びました。
どうやら「吐き気がする」と訴えているよう。

ええ~っ?

インディアンウェルズでのウィルス感染事件が頭によぎり、
いい予感は悪い予感へと変わりつつありました。

でも次のマレーのサービスゲームでは、徐々にマレーの動きが
スムースになり、ボールを返すタイミングも正確になり…

どうやらタイムアウト中にもらった薬が効いてきているよう?

さらにマレーお得意のバックハンドがストレートライン上に
見事に決まり、マレーはこのゲームをキープ。

うぎゃーっ、これはすっかりいつものマレーではないですか!

もうお薬さまさまなのです 
ヽ(゜▽、゜)ノ

さらにマレーは念願のブレークを果たし、スコアは2-2に。
でもティプサレヴィッチも負けてはおらず、再びマレーを
ブレークし、2-3になりました。

でもこの辺から体調が完全に戻ったようで、この後なんと
マレーは4ゲームを連取、2セット目を6-3で取りました。

ふうううっ、こうなるともう一安心。

3セット目もマレーは早々にブレークし、2-1とリード。
4-3になったところでティプサレヴィッチはマレーに大きな
プレッシャーをかけてきましたが、マレーは逃げ切ります。

最後のゲームは長いラリーの末、ティプサレヴィッチの
フォアハンドがアウトになり、6-4で試合終了。

結果、マレーが 4-6, 6-3, 6-4 で準決勝進出を決めました。

やった~っ、これで準決勝一番乗り~っ!

こうなるとあとの試合は机に足を乗せてみることができます
(←しませんけど・笑

といっても、かなり冷や冷やした試合でしたね。

あのままマレーの体調がよくならなければ、マイアミ敗退の
3年目の悪夢が起こるところでした。

その気になる原因ですが…

なんと試合前に水分を過剰に摂り過ぎたとのこと!

「自分の体内にどれほど水分が供給されているかを検査する
 機械があるんだけど、この試合の前にそれをもとに
 水分補給したんだよね。

 もしかしたら試合前に水を飲み過ぎたために、水分過剰摂取で
 お腹が膨張していたのかもしれない。
 試合中に水を飲むたびに吐きそうになっていたからね。

(タイムのときに)胃腸の調子を整える薬を数粒もらったあと、
 水を飲むのをやめて、最後の2セットではほとんど水分は
 摂らなかったんだ」

とりあえずはインディアンウェルズを脅威に陥れた
あの恐ろしいウィルスじゃなかったと分かって一安心 
(´□`。)

===

さて、この日の夜のメインイベントとして行われたのが、

ラファエル・ナダル[2] v ジョー=ウィルフリード・ツォンガ[6]

準々決勝。

マイアミ、ナダルQF


ここでも大きなドラマがありました。

1セット目はナダルが6-2で快勝。

2セット目もナダルが5-4とリードし、次のサーブを守れば勝利…
というところで、突如ツォンガが火を放ったかのように猛反撃。
ツォンガは3ゲームを連取し5-7で勝ち取り、3セット目へと
突入します。

さて3セット目はお互いにサーブを譲らず、スコアボードは
4-4となりましたが、9ゲームでついにナダルがブレークし、
やっと5-4でナダルがリード。

最後のゲームではツォンガが2ブレークポイントで迫ったものの、
ナダルは振り切り、6-2, 5-7, 6-4 でナダルが準決勝進出
決めました。

試合後、ナダルはこう語りました。

「今夜は僕はいい試合ができなかった。試合開始後はとても
 いいプレイをしていたが、2セット目でブレークを取った後、
 守備的プレイに回ってしまったんだ。
 僕の感覚ではジョーは普段よりもミスを多くしていたような
 気がするので、試合自体にもリズムが感じられなかった」

さて金曜日はいよいよアンディ・マレーとの準決勝。

現在のところナダルがマレーに13勝5敗していますが、
去年の楽天オープン決勝ではマレーがナダルに勝ったばかり。

「アンディとプレイするのは嬉しいし、彼のようにすべてを
 限界まで追い詰める選手と戦うのはエキサイティングだよ。
 ただ問題は、どこまで自分が(今日の試合から)回復できる
 かだ」

===

今日行われる準々決勝でのノヴァク・ジョコヴィッチ[1] v
ダビッド・フェレール[5]
ももちろん楽しみですが、
フェデラーがいなくなったジョコヴィッチ側の準々決勝は
ちょっと寂しい?

とは言え、アメリカ期待のマーディー・フィッシュ[8] v
フアン・モナコ[21]
の試合は現地ファンで盛り上がること
でしょうね。

===

さてイギリスは今週末からイースターホリデー(復活祭)に
入るので、続々とウサギや卵の形の可愛いチョコから、
ちょっと素敵なボックスセットなどをもらっています。

ただ私は チョコレートが苦手

これらのチョコはありがたく受け取ったあと、こっそりと
他のチョコ好きの友達や彼氏に譲っていますが、もう毎年の
ことなのに、みんなから「チョコが好きじゃないなんて
信じられない!」といわれるんですよね。

で、チョコをおいしそうに食べながら、無理やり私にも
「なんで食べないの~?」と勧めてくる人もいます。
もう絶対断るのが分かってるのに~

この心理はなんなんでしょうね。

私は他の人が嫌いでも自分が大好物だったら、遠慮なく
むしゃむしゃ食べると思うんですが…(笑