マイアミ: ロディックがフェデラーを3回戦で倒す! | マレー・ファン@ラブテニスワールド

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英国テニス・ナンバーワン選手のアンディ・マレーを応援しながら、
ロンドンでの暮らしを綴るブログです♪
マレーがついに2012年ロンドン五輪で金&銀メダリストとなりました。
一緒に応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

昨日はアメバのメンテでアップできなかったのですが、
大ニュースがありました!

マイアミのロディック


マイアミで開催中のソニー・エリクソン・オープンの3回戦で、

アンディ・ロディック
が、往年のライバルロジャー・フェデラー[3]

7-6, 1-6, 6-4 で破りました

フェデラーと24回対戦中、これでやっとロディックは3度目
勝利となりました。

最後にロディックがフェデラーに勝ったのも、2008年の
マイアミでの準々決勝。

しかもロディックは過去2度マイアミで優勝していますから、
やはりここマイアミとは相性がいいのかもしれないですね。

さて1セット目はフェデラーもロディックもブレークを譲らず、
タイブレークにもつれ込み、ロディックが7-4でこのセットを獲得

でもフェデラーは2セット目からいつものマスターぶりを見せ、
ロディックのサービスゲームを次々にブレーク。

フェデラーが2セット目を6-1で獲得し、
試合は1セットオールとなりました。

最終セットでは2ゲーム目のロディックのサーブで、スコアが
0/40となり、いきなりフェデラーのブレークポイント
ここでフェデラーにブレークされたらゲームオーバーも同然。

ところがロディックは突然攻撃的なプレイを見せ始め、
4つのブレークポイントから逃れてこのゲームを死守。

ここが運命の分かれ道だったかのように…

次のフェデラーのサービスで、

ロディックが初めてブレーク

これで2-1となり、なんと最終セットだというのに、
今度はフェデラーがロディックを追従するかたちに。

やっぱりこうなると、それほどロディックのファンではなくても、
ロディックへの応援で熱くなる私(笑

ロディックがフェデラーに勝ったのは


この10年でたったの2回

ここで3度目の勝利を得なかったら、もう再びチャンスが巡って
こないかもしれないじゃないですか。

スタジアムの観客も、もちろん同じ気持ち。
ロディックの一球が決まるたびに大歓声が上がります。

ロディックはそれに応えるかのように、この後自分のサービス
ゲームを死守しフェデラーにチャンスは与えず、

ついに
6-4でロディックが勝利を収めました!

ロッキーじゃないけど、これぞ本当のカムバック試合!

がびーん、どうもこういう感動の場面には弱い… 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
ううっ、画面が見えない。

しかも、ロディックのエージェントであるケン・メイヤーソンが
去年の10月に亡くなったばかり。

「僕のエージェントはマイアミ出身で、彼の妻も来ていた。
 自分の頭がおかしくなったのかと思ったけど、試合残りの
 30分間はずっと彼と語り合っていたんだ」

そんな話を聞くと、ますます涙が… o(;△;)o

それで思い出しましたが、今年マジソンスクエアガーデンの
エキシビションでロディックがフェデラーに勝ったときも、
似たような話をしてましたね。

フェデラーとの試合で、2度ともこういったインスピレーションを
受けて勝ったというのも不思議ですね~ 
(;^_^A

試合についてロディックはこう語っています。

「これはチェスの駆け引きのような試合だった。
 リターンのときは後ろに下がっていたんだけど、
 試合開始直後からロジャー相手に僕がこのスタンスを取るのは
 珍しいので、彼も少しびっくりしたようだ。

 でももちろんロジャーはロジャーだから、体制を立て直し、
 前にどんどん出てきてプレッシャーをかけてくるようになった。

 2セット目は6-1で取られ、3セット目の最初も0/40となり、
 僕の戦略も、このままでは長続きしないのは明らかだった。

 そこで「よし、分かった。ここからは猛烈過ぎるくらい
 攻めていこう」と自分に言い聞かせたんだ。

 (0/40の)ゲームから脱出し、いいゲームのプレイをして
 ブレークを取り、それ以降は自分のサーブを守りきったという
 わけなんだ」

さて、フェデラーの16試合連勝記録も、長年のライバルである
ロディックに打ち破られてしまいました。

「世界30位代の選手に負けたというより、元世界一の選手に
 負けたという気分だよ」

たださすがのフェデラーも、ここ最近連続の大会出場で、疲れが
でてきているのを認めています。

「今シーズン、すでに30試合くらいをこなしてきている。
 その後遺症が少しずつ出てきているけど、それが普通だよ。

 過去もっと疲労した状態でプレイしたことがあるから、
 今回が一番ひどかったという分けではないけど、でも少し
 影響は感じているよ。

 インディアンウェルズの時のような幸運にも、今日は
 恵まれなかったしね」

マイアミ2012 ロディック v フェデラー ハイライト

それにしてもジョコヴィッチは、準決勝で当たるはずだった

フェデラーが大会序盤で消えてかなり安心していること
でしょうね~。羨ましすぎます(笑

ナダルとマレーのサイドは、まだまだ超重量級同士の戦い。
でも今日の結果次第では番狂わせも…?

===

さて今日の試合の目玉は、なんといってもスタジアムで行われる

錦織圭[16] v ラファエル・ナダル[2]の4回戦!

そのあとはグランドスタンドで

アンディ・マレー[4] v ジル・シモン[13]の試合が待ってます。

錦織との試合の時間がずれてくれて嬉し~い♪

しかもプレッシャーのないグランドスタンドでひっそりと(?)
行われるこの試合、もうとっても理想的なのです
ヽ(゜▽、゜)ノ

しかもマレーが苦手とするトマス・バーディッチ[7]が3回戦で
敗れたため、マレーの準々決勝への道はこれでどどーんと大きく
開きました。

余談ですが、バーディッチを破ったのはブルガリアの
グリゴール・ディミトロフ(世界ランク101位)。

ジュニアの時代はナンバーワンを誇り、フェデラーとよく似た
スタイルのシングルバックハンドが武器だったばかりか、
フォアハンドもフェデラーと比べられたものです。

その当時は現在のトッププレイヤーたちと肩を並べていた
ディミトロフですが、月日が経つごとに差がつけられ、
去年は50位もランクが落ちてしまいました。

でもあの試合を見る限り、再び彼に自信が蘇ってきたかのよう。

この試合で熱を込めて応援していたのはセリーナ・ウィリアムス

2月にもパリで二人の親密ぶりが目撃され、ロマンスの噂に
火がついてますが、果たしてこれが彼の自信に満ちた

プレイにも影響しているのかどうか…



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