マレー: 審判との口論は間違っていた | マレー・ファン@ラブテニスワールド

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英国テニス・ナンバーワン選手のアンディ・マレーを応援しながら、
ロンドンでの暮らしを綴るブログです♪
マレーがついに2012年ロンドン五輪で金&銀メダリストとなりました。
一緒に応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

昨日は超大忙しだった上、デルポトロやらジョコちゃんのことを
やたら詳しく書いているうちに時間切れ。

でも実際に書きたかったのは(←というか、書きたくなかった
のは)マレー兄弟のダブルス敗戦について


ダブルスで負けたこと自体は仕方ないとして、その間に起こった
出来事が、私の落ち込んだ気持ちをさらにがく~ん…と
奈落の底に。

マレー兄弟のダブルスの2回戦で、マレーはなんと女性審判と

大喧嘩

これはミルヌイ&ネスターとの試合中、マレーのホークアイ・
チャレンジ要求を審判が受け付けなかったことが発端。
理由は「チャレンジするまでに時間がかかりすぎた」とのこと。

この決定で、マレーは 超切れる

もちろん勝ちたかったのは分かります。

でもせっかくレンドルがマレーに教え込んだ精神的な強さや
冷静さもぶっ飛び、女性審判相手に金切り声を上げて抗議。

あああああっ、やっぱりレンドルがいないとマレーは
だめなんです。

インディアンウェルズにレンドルが不在と分かったときも、
その不安について長ったらしい記事を書いたものの、
「こんなネガティブなことを大会前から書いてはいけない!」
と却下。

マレーの
初戦敗退後も、なるべく他の試合に集中して
ポジティブなブログを書こうとしていましたが、わはは~、
やっぱり嫌な予感は当たりました。

長年のマレーファンとして、これからは現実を厳しく
見つめていきます(涙

この試合の後、マレーは大反省。

「申し訳ないことをしたと思うし、女性と口論することで
  自分を低く下げてしまった。僕が愚か者に見えたかも
  しれないけど、そういうつもりではなく、ルールについての
  はっきりとした結論が欲しかっただけだ」

このホークアイ・チャレンジに関する議論はこれまでも多く
取り沙汰されています。

例えば相手のボールが明らかにアウトなのにラインコールが
なかった場合。

このボールにチャレンジして勝ったら、果たしてリプレイに
なるのか、それとも自分のポイントになるのか?

この点は審判判断になりますが、マッチポイントや
ブレークポイントなどの大事な場面となると
試合結果そのものに影響するため、非常に微妙なところ。

でもこの微妙な判断は審判によりまちまちで、これが議論を
かもし出すもととなっています。

またホークアイ・チャレンジにタイムリミットがあるにも
関わらず、コートについたボールの跡をチェックしたあと、
チャレンジ要求をする選手のチャレンジが受け入れられたり
することも、非難の的となっています。

でもこのタイムリミットにも疑問があり、観衆の声が大きすぎて
ラインズマンのコールが聞こえず、審判のスコアを聞いて初めて
ボールがアウトだったと気が付く場合もあります。

このあとにチャレンジしても認められない場合は、選手の怒りを
かうばかりか、せっかくの素晴らしい試合が「ルール重視」に
よって公平さや人間味を失うのは残念なことです。

またホークアイが間違っている場合もあります。

2009年のインディアンウェルズでは、マレー対リュビチッチ
試合でマレーがチャレンジ。

実際のボールはインだったのですが、なぜか画像では二回目の
バウンス(アウト)が映し出され、マレーのチャレンジが
勝ちました。この試合のあとマレーはルビチッチに謝りましたが、
こういった機械的なミスもあり、ホークアイ・システムが
100%完璧ではないことが分かります。

…と、話は逆飛びしましたが、晴れてマレーはマイアミへと出発!

次こそはレンドルが待っています。

ああ、なんとこの期間の長かったことか…

ドバイではなんとかレンドルなしで凌いだものの、インディアン
ウェルズでは師匠の教えをすっかり忘れたかのように
従来のマレー復活。

初戦敗退、逆切れ事件など…

レンドルもマレーが次々と自分の教えが無駄になっていくのを
見て、さぞ歯がゆかったことでしょうね。

マイアミで合流した後、どうレンドルがマレーに活を入れるか、
レンドルをボックス席に向かえて再びマレーが大人に戻れるか!

ほんとにレンドルの存在が待ち遠しい日々です。

===

さて気を取り直して、昨日は女子テニスが再び盛り上がりました。

トップの座に再起をかけているイバノビッチ(シード15位)が
フランスの才能あるバートリ(7位)を 6-3, 6-4 で破り
ベスト4進出。


前回のブログでイバノビッチについては詳しく語りましたので
お読みくださいね。

ロシアの美女の対決、シャラポワ(2位)とキリレンコ(20位)は
3セットの末 3-6, 7-5, 6-2 でシャラポワが勝ち取りました。

ということで、今日は女子準々決勝。ナンバーワンのアザレンカと
カーバー(18位)、イバノビッチ(15位)とシャラポワ(2位)の
戦いとなります。

全豪オープン決勝では、怪鳥の叫び声を上げるアザレンカと
シャラポワの試合に批判が集まりましたが、今回もそれが
繰り返されるのかが注目ですね。

さらに今日はいよいよフェデラーとデルポトロの今年3度目の
対決でもあります!

私はファンタジーテニスではフェデラー勝利と予想をして
いるものの、デルポトロにもぐいぐいとがんばって欲しいと
思っています。

===

今日はこれから久々のボディコンバットのクラス。
もう身体が超なまっているので、思いっきり汗を流す予定。

ヨガとかやっていても関節がぽきぽきなるくらい
やばいこの頃なので…(汗