フェデラー、ラオニッチの挑戦を冷静に逃げ切る | マレー・ファン@ラブテニスワールド

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英国テニス・ナンバーワン選手のアンディ・マレーを応援しながら、
ロンドンでの暮らしを綴るブログです♪
マレーがついに2012年ロンドン五輪で金&銀メダリストとなりました。
一緒に応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

BNPパリバのフェデラー

火曜日はBNPパリバオープンのボトムブロックの3回戦が
行われました。

何といっても注目の試合は

ロジャー・フェデラー(3位)
ミロス・ラオニッチ(21位)


1セット目はラオニッチが強力なサーブを叩き込み
タイブレークに持ち込み、7-4でこのセットを獲得。


このまま続けばラオニッチにもチャンスがあるかも…と
思われたのですが、2セット目にいきなりフェデラーが
ラオニッチをブレーク。

ここからラオニッチの調子が狂い始め、ミスが出始めます。


また何度かホークアイ・チャレンジのチャンスがあったにも
かかわらずラオニッチはクレームせず、貴重なポイントを
失ってしまいました。

3セット目は再び接戦となりましたが、フェデラーが
ラオニッチのサーブを4-3でブレーク。

結果6-7, 6-2, 6-4でフェデラーが4回戦出場を決めました。


この試合の後、ラオニッチはこう語りました。

「試合前は勝てるチャンスがあると思っていたよ。
  1セット目は調子よかったが、フェデラーがだんだんと
  リターンのコツをつかんでくるようになり、それと同時に
  僕のサーブの調子も落ちてしまった」

フェデラーは、ラオニッチの嵐のような攻撃にも
冷静で
いられたのは、長年の経験のおかげだと話しています。

「僕がもう少し若かったら、エースを左から右へと
   次々打ち込まれたら慌てていただろうね。でも、多くの
 素晴らしいサーブの持ち主たちとの経験を積んできたから、
 今夜も冷静でいることに専念したんだ」

さ・す・がっ!

ここでなぜか去年のO2ファイナルの楽屋裏でのフェデラーの
インタビューを思い出しました。

ファイナル8強に入った出場選手たちにはシャワー付きの個室が
与えられるのですが、フェデラーの部屋ではシャワーが一度も
使われていないことが判明(@_@)

追求されると、フェデラーはこう答えました。

「僕はあまり汗をかかないから、試合が終わってすぐにシャワーを
 浴びる必要がないんだよね。だからホテルに帰った後ゆっくり
 シャワーを浴びることにしているんだ」


あの時は「そうか~。汗をかかないのか~」と妙に(?)
納得したものの、それ以後、フェデラーの汗かき具合に
どうも気持ちが集中してしまいます(笑


フェデラー vs ラオニッチBNPパリバオープン3回戦ハイライト 
===

さて久々に女子テニスの話題。

昨日は大会の前優勝者同士の対決、アナ・イバノビッチ(15位)
カロリン・ウォズニアキ(4位)の4回戦が行われ、
イバノビッチが 6-3, 6-2 で勝利を収めました。

ウォズニアキは全豪オープン後、世界ランク1位の座から4位へと
劇的に転落したばかりですが、来週発表されるランキングでは
さらにランクが下がる模様。うわわ~っ

この苦い思いは元世界一のイバノビッチも経験積み。

2008年にトップになったものの、2010年になんと64位に転落

プロ転向以来初めてトップ50以下になるという屈辱を
味わいながらも、同年再びトップ20内に返り咲きました。

その間コーチを2回変え、去年の夏ナイジェル・シアーズを
雇いますが、このコンビは今のところ上手くいっているよう。

イバノビッチ&シアーズ

シアーズはダニエラ・ハンチコワをトップ10選手に育てたことで
有名。イバノビッチから引き抜かれるまでは、イギリス女子テニス
部門責任者を努めていました。

ちなみに彼はアンディ・マレーの彼女(キム)のお父さんでも
あります (*^o^*)

話は戻り、ウォズニアキも辛いことばかりではありません。
去年全米オープン優勝したプロゴルファーのロリー・マキロイと
熱愛中です。

先日のマジソンスクエアガーデンのエキシビションでも、
シャラポワ相手に苦戦するウォズニアキをマキロイが助けに
入るというハプニングが起こりました。

二人の熱々ぶりはこちらからご覧ください。


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