レンドルとマレーのトレーニングの内容が明かされる | マレー・ファン@ラブテニスワールド

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英国テニス・ナンバーワン選手のアンディ・マレーを応援しながら、
ロンドンでの暮らしを綴るブログです♪
マレーがついに2012年ロンドン五輪で金&銀メダリストとなりました。
一緒に応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

ドバイのフェデラー&ジョコヴィッチ

昨日はフェデラーとジョコヴィッチがヘリパッドで記者会見。
ドバイは高いところが好きですね~(笑

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昨日のブエノスアイレスとメンフィス決勝は
かなり盛り上がりましたね。

フェレールはアルマグロのクレイコート独占市場を阻止し、
見事ブエノスアイレスで初のトロフィーを掲げました。

またメンフィスでは、しばらくシングルスでおとなしかった
メルツァーがラオニッチとの大接戦の末、7-5 7-6で優勝。

ということで今日からいよいよ

ドバイ・テニス選手権開幕

やっとマレーの姿(←間違い、プレイ)が見れて嬉しいのだ~♪

今日はジョコヴィッチ兄弟が揃ってプレイ。
マレーとフェデラーの試合は火曜日です。ワクワク。

もちろん今週のアカプルコの錦織圭選手の動向も
追っていきますよ~(この話は後ほど…)

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さて、秘密のベールに包まれていた(?)マレーとレンドルの
集中トレーニングの内容が少しずつ明らかに。

レンドルとマレー


まず大ニュースから…

なんとマレーのおかげで、レンドルのゴルフのハンデが
上がったらしい(笑

これはレンドルお得意のブラックジョークと思われますが、

「マレーをコーチし始めてから僕のゴルフの腕も上がった。
 毎朝マレーとのトレーニングが始まる2時間前に
 ゴルフコースで練習していたら、ハンデが良くなったよ」


さて技術、戦略、体力、精神力の4つの基本項目のうち、
全豪オープンではレンドルはマレーの『精神力』に
力を入れました。

その甲斐あって、準決勝ではマレーはジョコヴィッチに
死闘を挑みました(もちろん決勝では、ジョコヴィッチは
さらに大死闘をナダルと繰り広げましたが)。

これは負けたにも関わらず、マレーは自分にとっての
勝利ともいえる結果でした。

このことについて、マレーはこう語っています

「子供の頃から、戦略的プレイが僕のもっとも得意とする
 分野だった。
 でも怒ったり集中力を失ったりすると、自分がコートで
 何をすべきなのかを忘れてしまうことがある。
 全豪オープンでは、僕はいつもよりもずっと冷静だった。
 ジョコヴィッチにセットを取られ、ブレークを取られたが、
 試合中冷静に考えられたのでカムバックすることができた」

これまでマレーがコートで癇癪を起こすたびに
マスコミ、イギリスのお偉い方々、マレーの半端ファンから

怒涛のごとく批判が起こったのですが、

これが逆効果を発し、マレーは我が道を突っ走る~っ!
これ見たことかと言わんばかりに、コートで怒りまくるマレー。

ここで「マレーの気持ちが分かる」レンドル登場。
頑なな態度だったマレーなのに、レンドルのおかげで
あっという間にこの現象が消え去りました。

レンドルすごいっ!えらいっ!(涙

さて精神力が強化されたところで、今回の集中トレーニングでは
残りの3要素(技術、戦略、体力)
に力を入れたものと思われ、
これはマレーの言葉からも分かります。

「毎朝7時に起きて、あまりにもくたくたなので
 夜の9時半には寝る毎日だった。
 長く厳しいドリルを多くこなした上に、毎日4時間コートで
 いろんなヒッティングパートナーと打ち合ったからね」

やはりレンドルは自分に厳しかっただけでなく、
コーチとしてもかなり厳しいようです。

ここでなぜか思い出したのが「エースをねらえ!(←古い)」の
岡ひろみと宗方仁コーチの関係。

設定はかなり違うものの、怪我で引退した元トップ選手の宗方仁が
突如岡ひろみを選抜したこと、周囲の批判を轟々と浴びる岡ひろみ、
宗方だけが唯一岡ひろみの力を信じたこと、
岡ひろみがコーチにかける絶大な信頼など…

これをレンドルとマレーに置き換えるとちょうどぴったり?(笑

宗方仁、岡ひろみを突然抜擢



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さて錦織圭が今週挑戦するのはアカプルコですね。
これまたクレイコート専門選手たちがどっさりと
集まっている大会です。

錦織のドローでは、スペインのアルマグロかベルダスコが
準決勝で待っている予定。
決勝で当たるとしたら、おそらくフェレールが有力候補。

そこに行き着く前に、モナコ、ラモス、フェレーロ、
ワウリンカのいずれと対戦することになるでしょう。
この面々はこの時期、クレイコート周りで有名。
かなりハードルは高いです。

でもここで全仏オープンで当たる可能性のある選手たちと
手慣らしをしておくのは非常にいいことだと思います。

初期のクレイコート準備といえば、レンドルも
全仏オープンの5週間前のモンテカルロでマレーに合流。
ここでマレーのクレイコートのよしあしを見定める模様。

何事も早期計画は大事ですよね。



$マレー・ファン@ラブテニスワールド



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