マレー:クィーンズ(エイゴン選手権)出場が決定 | マレー・ファン@ラブテニスワールド

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英国テニス・ナンバーワン選手のアンディ・マレーを応援しながら、
ロンドンでの暮らしを綴るブログです♪
マレーがついに2012年ロンドン五輪で金&銀メダリストとなりました。
一緒に応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

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さてここしばらくアンディ・マレーはサーキットから姿を消していますが、
現在マイアミで新コーチ、イワン・レンドルとの集中トレーニング中。

正直、レンドル秘伝のパワートレーニングが、この半年ほどでマレーのプレイに
どんな成果をもたらすのか、非常に待ちきれないところですね。

今週はスペインに行っていたのでブログに書くのが遅くなったのですが、
マレーは去年に続き、今年もクィーンズ(エイゴン選手権)に出場することが
決まりました


2009年と2011年に優勝したマレーは三冠目を狙うことになりますが、
今年のロンドンの初夏はこのクィーンズから始まり、ウィンブルドン、
そして最後はオリンピックと目白押し。

とテニスファンには嬉しいものの、もちろん地元イギリスの(厳しい?)目は、
今年もマレーに集中。

いつもだと人々の関心はウィンブルドンだけに注がれますが、今回のマレーへの期待は、
まずクィーンズの巨大なトロフィーをマレーが再び掲げることから始まり、
その勢いでグランドスラム初優勝を地元ウィンブルドンで飾り、そして
最後は地元オリンピックで金メダル~っ、という夢物語三部作

このマレーの肩にどっしりかかる国民の期待、あまりにも重過ぎて
私は傍観人ながら押しつぶされそうです(笑

ウィンブルドンに来る海外からの選手たちは、毎年マレーがいかに
イギリスのマスコミから注目されているかを目にします。

ウィンブルドンはBBCで放映されるため国を挙げての大行事でもあり、
もちろんいいことばかり書かれるわけではないのですが、この間はマレーの
試合ぶり、練習、動向など、マレーに関する一部始終が逐一報道されます。

ここでふと思い出すのが、数年前にフェデラーが、ウィンブルドンで
マレーにかかるプレッシャーに関して「僕もこれほど騒がれてみたいものだ」と
語ったことです。

確かにウィンブルドンほどの歴史のある行事が自分の国で行われて、
国中の期待に応えて優勝するのは、どの選手にとっても夢でしょう。

逆にマレーがもしスイスに生まれていたら(?)、歴史やプレッシャーに
縛られることなく、伸び伸びとテニスの才能を伸ばせたかもしれません(笑

それはマレーが地球の裏側で行われる全豪オープンで決勝に二度進出、
また去年のバンコク、楽天、上海マスターズのアジア大会で三連勝するなど、
イギリスから遠く離れたところで力を発揮しているのをみても分かるとおり、
やはりプレッシャーがなければないほどプレイに集中できるのは明らかです。

マレーのお母さんのジュディは、新コーチのイワン・レンドルがもたらす精神面での
影響に信頼を託し、「イワンは現役時代はコートでの集中力の強さで有名だったので
彼ならアンディの精神的気鋭を強化できるはず」と語っています。
デイリー・レコード紙より)。

もともとマレーの弱点はテニスの技術でもフィットネスでもなく、精神面だと
いわれてきました。

最後のハードルを越える直前になり、突然自分のプレイに疑問を持ち始め、
少しでもミスを犯すとそれにとらわれて次のポイントに集中できなかったり、
自分の怒りを対戦相手に見せることによって隙をつけこまれたり…

以前のブログで書きましたが、レンドルはコーチに就任した後、
マレーを技術的に変える必要はない反面、「彼の通っている過程を理解できる」と
精神面でのサポートを強調しています。

ロンドンでの夢物語三部作は無理としても、これからマレーが最後のハードルを
乗り越えるとしたら、やはりレンドルが一番大きな鍵を握っているのでしょうね。

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