浅田次郎の『蒼穹の蒼穹』シリーズ第4部「マンチュリアン・リポート」購入

 

爆殺──その朝、英雄の夢が潰えた。

 

天皇の密命を帯びた中尉が、
昭和史の闇に迫る超一級ミステリー。

 

 昭和三年六月四日未明、張作霖を乗せた列車が爆破された。

 

「満洲某重大事件」と呼ばれたこの関東軍の暴挙に激怒した昭和天皇は、ひとりの陸軍中尉を皇居に呼び出し、真相の調査を命じる。


 密命を受けて中国に渡った志津邦陽(しづ くにあき)を待ち受けていたのは、張作霖とともに列車に乗っていて左足を失った、

 

日本公使館付駐在武官の吉永将(よしなが まさる)という人物だった。

 

吉永の話から、爆殺された日の張作霖の列車には、軍事顧問として幾人もの日本軍人が同乗していたことを知り憤る志津。

 

しかし事件の闇はそれだけではなかった。


 志津が天皇に宛てて綴った、「満洲報告書」はその真実を伝えうるのか。

 

 

これを読まずして昭和史は語れない!
張作霖はなぜ爆殺されたのか――瞠目の新史観で、闇に葬られた「真相」に迫る!

昭和三年六月四日未明、張作霖を乗せた列車が爆破された。関東軍の暴挙に激怒した昭和天皇の密命を受けて、若き軍人が綴った「満洲報告書」で明かされる「真相」とは? 該博な知識と丹念な取材に裏打ちされた浅田史観で、闇に葬られた昭和史最大のミステリーを追う。

 

(浅田次郎オンライン・講談社文庫)より