今日のお昼は、久しぶりに 天童の蕎麦屋さん『吉里吉里』へ行く。
 
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ここの女将さんと ある会合で一緒になり 最近ずーっと行ってなかった店なので 久しぶりの訪問となった。
 
店の名前の 『吉里吉里』は、もちろん 井上ひさしの「吉里吉里人」からとったそうだが、残念ながら 生前 井上ひさし氏に来ていただく夢は叶わなかったそうだ。
 
普通の(いやもっと立派な)家を 改造した店で いたってシンプルな家(店?)
 
入口も ご覧んの通り シンプルで この暖簾で この店の雰囲気が分かるというものだ。
 
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家に(店に)入って 「こんには!」の挨拶もそこそこに 真正面に置いてある 
あのJBLのパラゴンへ。
 
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おー、いたいたパラゴンが・・・
 
レコードのもいっぱいあって やっぱり音楽は レコードだよなぁ。
 
プレーヤーは、DENONで アンプは山水 うーん 真空管のマッキントッシュは布で隠していた。
 
うわー いいなぁ・・・
 
そば屋へ何しに来たのか分からないくらいに まずは JBLにご挨拶をしてから
 
 
 
若い美人の女将さんに ちゃんと挨拶
 
「へー・・・ 座敷 テーブルと椅子にしたんだぁ・・・。」
 
「ということは 最近は 来てなかったということね・・・」
 
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この落ち着いた雰囲気は いいなぁ。
 
そば屋というより 親戚の農家に来たって感じがいい。
 
奥には お蔵の入口も見える。
 
 
さてさて 「そば」を食べに来たのだ。
 
何を食べよう・・・
 
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うーン 「ざいごそば」 「ざるそば」 どっちにしよう?
 
迷ったときには 両方食べる ということで 「あいもり」を注文する。
 
もちろん 大盛りだ。
 
まず 冷たいお茶と 漬物が出てくる。
 
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岩手の大槌町の 吉里吉里国の話などをしていると
 
最初に出てきたのが 「ざるそば」
 
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高畠の玄そばを石臼で製粉し 蕎麦のカラ以外全体をつかった十割そば。
 
汁を付けずに まず「そば」だけを いただくと蕎麦の香りがして 美味い。
 
 
食べ終わった頃に 今度は「ざいごそば」が出てくる。
 
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こちらは 蕎麦の中心だけを使った十割そばで 白っぽいそば。
 
「ざるそば」より ちょっと太めで 上品な感じがする。
 
どちらも もちろん 美味しい。
 
 
サービスで 秘伝豆の豆腐のムースを ご馳走になってしまった。
地元産のブルーベリーソースがかけてあり 豆の香りとブルーベリーの香りがマッチしてこれも美味い。
 
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360円なのだが 360円もサービスしてもらった。
 
 
この店では コンサートも年数回行うそうだ。
 
先日も コントラバスのコンサートがあって 盛況だったそうだ。
 
この雰囲気でのコンサートなら 聞いてみたい。
 
次回は ギターのコンサートを 11月頃に予定しているとか・・・。
 
 
 
女将さんとお友達になったから言う訳ではないが この店 お薦め。
 
ただ 場所が分かりにくいから  探して行ってもらうほかはない。