たまゆら 14 | ラブストーリー

ラブストーリー

  何度だって言うよ あなたが好き
    

※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いします

お読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください









(チャンミン視線に戻ります)








本当にヤバい


絶対にヤバい


どうしてこんな事になったのか分からないけど、僕の家にユノはいた


ユノは僕の後について部屋に入ると辺りを見回して瞬きをパチパチと数回した
僕はその反応に心配になる
特別散らかしてる訳では無いけどユノが来るとは予想だにしていなかったから、部屋で洗濯物を乾かしていた


「すみません...洗濯物」
「いいよそんなの全然、むしろ全然綺麗でびっくりしてる、俺の家なんてもっとぐちゃぐちゃだよ」
「そうなんですか?」
「うん、俺はこんな風にいきなり人を呼んだりは絶対できない」
「なのに人の家には来るんですね」 
「なんだよ、やっぱり来たの迷惑だった?」
「そうじゃないですけど」


僕は洗濯物をハンガーから外してとりあえずカゴに入れておく
そして部屋の隅に置くとキッチンにはいってお茶をいれようと棚からカップを取り出した


「ルイボスティでいいですか?ミント系のハーブティもありますが」
「いいね、ちゃんとカフェインの入ってないものを 飲んでるのか?」
「はい、夜は睡眠の質が悪くなるってユノに言われてからやめてます」
「いいと思うよ」


僕はハーブティをいれてユノに持っていく
いつも店ではユノが白湯やお茶を出してくれるのに今日は逆でなんだか不思議な気分だ


「ありがとう、気をつかわなくていいよ、俺はチャンミンを癒しにきたんだからな」
「癒されると言うか...」
「ほらマッサージするからこっち来いよ」


ユノはそう言って座ってるソファーの自分の横をポンポンと叩いて僕を呼んだ


いつも店でする施術とは全く違う
このプライベート感


こんな僕の家でユノにマッサージされる日が来るなんて


「マッサージ用のオイルもないし本格的には出来ないけど、服の上から揉んでみるから、ここに横になれよ」


ユノがソファーから降りて、僕がうつ伏せでソファーに横になる
そして僕の背中を撫で始めた


服の上からでもわかるユノの手の熱


「何かアロマオイル持ってくれば良かった」
「十分ですから」
「そうか?」


ユノはリンパに沿って手を滑らせ、時には強く、時には優しくマッサージを施す


自分の家だと言うのもあって気が緩む
僕は安定の眠気に襲われた


「チャンミン寝てもいいよ?」
「・・・折角ユノが来てくれてるのに」
「大丈夫だよ、勝手に帰るし」
「駄目です、帰らないで・・・」
「うーんでもさ」


ユノの手が僕の首から肩に移った時、僕はユノの手を掴んだ


「チャンミン?」
「ユノ・・・にもっと癒されたい」
「いいよ」


ユノの 声はとても優しかった


「仕事の事も、みんな忘れる程、気持ち良くしてやるよ」


それは勿論マッサージの事だろうと思う
でも僕は以前夢で見たユノの施術を思い出した
とてもいやらしく動くユノの手に僕の下半身が反応したのを思い出して僕はまた反応してしまった


ヤバい


そう思った


「...チャンミン、疲れてる割に元気だな」
「いや...コレは!!」


バレた


ってうつ伏せになってるのになんで分かるんだ?


「やっぱりまた勃ったのか?」
「え?」


ユノが笑ってるのが分かる


「かまをかけたんですか?」
「あぁ、俺も男だからわかるんだよ」


信じられない


「気持ちよくなりたい?」
「は?」


僕はユノにからかわれてると思った


「やめてください」
「気持ちよくしてやるって言っただろ」
「はいはい、お願いします」


僕は適当な返事をして交わした
でもユノはマッサージを施しながら僕の内腿から足の付け根当たりへとマッサージをしてきた


その先には僕の硬くなったものがあって、 非常にやばいのに、ユノはお構い無しにそこに手を滑らす


本気か?


「ユノ!」
「嫌?」


嫌とか言う問題じゃないと思う


「腰上げろよ」


ユノが僕の腰に手を添えて僕の腰を上げさせる
ユノは服の上からそこを撫でる


マジなの ?


ユノに触られてるってだけで僕のそこは異常な反応をした


「待って・・・ユノヤバい」
「チャンミンがヤバいヤバいって言うから、意識しちゃっただろ?
「ユノがなんでっ」
「わかんないよ俺だって」


わかんないでこんな事するのかよ


「ユノ・・・っ」


ユノは強引に僕のズボンを下げると直に触れてくる


「チャンミンどう?」


どうって、こんなのヤバいに決まってるだろ


僕はそう時間もかからずすぐに果てた


「はぁ・・・」
「汚れちゃったね」


ユノはそう言って自分の手を眺めてるから、僕は焦ってティッシュケースを取ってユノの手を拭く


「すみません」
「俺がやった事だから」
「どうしてこんな事」
「気持ち良くなかったか?」
「良くない訳ないでしょ」


そして僕はいそいそと自分の始末をして片付ける


その手をユノが、ユノの手を添え止めてくる


「チャンミン、もうおしまい?」


その表情は確実に誘ってた









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