「理香子さん、どうしたの?」
菅原が、丸裸のまま慌てて戻って来た理香子にわざとらしく声を掛けた。
「小銭が足りなかったみたいで」
理香子はそう言って、食卓にとりあえずピザの箱を置くと、自分の財布から足りない小銭を取りに行こうとした。
「理香子さん待って。小銭なら私が出すわよ」
他の美人妻の話はこちら >>
最年長の中野はそう言うと、理香子に足りない小銭を渡した。
「すいません。ありがとうございます」
小銭を受け取った理香子が、再び玄関に向かおうとすると、中野がいきなり理香子の腕を掴んだのだった。
「待ちなさい。せっかくだから玄関で私達に面白いショーでも見せてくれないかしら」
中野は意味深な表情でそう言うと、丸裸の美人妻に向かってとんでもない提案をした。