夏になったのに

お気に入りの麦わら帽子が被れなかった。


クローゼットの上の方に仕舞い込みすぎて、

帽子を入れた箱がつかめなかった。

手が痛いからとても不自由。


娘がパッ…と取ってくれました。


脚立に乗って、

ハンガーや物差しや孫の手や、

トングを駆使しても取れなかったのに

少し背のびしただけで

いとも簡単に箱ごと「はい」って手渡してくれた。

そんでまた片付けてくれた。


ありがとう!

泣きそうになるほど嬉しかった。


ほんの少しのことに困るようになっている私。

まだまだこれから、なんだけど、ね。


頑張ろう、わたし。