皆さま、おはようございます🌞


先日読み終えた柳田邦男さんの本です。

胸にズギュンと来た箇所がいくつもあったので紹介させていただきます。


柳田邦男さんは、ジャーナリスト出身の

ノンフィクション作家で、

私が謹んで敬意を抱いている人のおひとりです。

災害、医療、航空機事故、癌と患者、鬱や脳死に関する著書など多数。

 ⚠️民俗学の『遠野物語』柳田國男さんとは別人。

 ⚠️柳田國男さんは明治の人。兵庫県出身。

柳田邦男さんは昭和の人。現87才。


今も、御巣鷹山に日航機事故の家族と登る等いろいろな活動を継続されている。


もっと取り上げられてもいいと思うけど、体制派には都合の悪いコトが多いのか、マスコミはほぼ取り上げない。

こういう人こそ、ジャーナリストやと思うのですが如何…?


先月初旬に栃木県でお話をうかがう会があったのだけど、行かず。

今頃、あーなんで行かなかった!

仕事を休んででも行くべきだった!と後悔しきり。


柳田邦男さんの著作に触れると背筋がしゃんと伸びます。

凛とした精神に触れると

私まで心が洗われて、ちゃんと生きなければ!と思いを新たにする事ができます。



↑私の影が写り込んでおります。お気になさらず!

私も気にしない ニヤニヤ(笑)


この本、2009年の出版(平成21年)なので、

前半は『携帯の普及が野放図になっているが大丈夫か!?』という話題に割かれていて、

(もちろん、柳田邦男さんは携帯反対派)

懐かしいなぁ

と思ったが、そういや、

あの騒ぎはあれからどうなった?


日本では2008年にiPhoneが発売され、

私も会社から支給されたiPhoneと

自分のiPhoneを駆使してたけど、

iPhoneの話題に席巻されて

携帯が脳に害をなす という話題は消えてしまいましたな。

(電子レンジが発売されたときも電磁波は脳に悪いと話題になったし、

私が幼かった頃などは、子どもがテレビを見ることの害や出来合いの食べ物(お菓子も含む)に含まれる食品添加物等が問題になったけど、やっぱりその手の意見は収束・消滅している)


2000年に13か国が参加して、

携帯は脳に悪影響を及ぼすかはてなマーク

に関する研究プロジェクトが立ち上がり、

頭頸部の癌との因果関係も調べている

と、この本には書かれているが、

出資が 各国携帯メーカー

って、それはあかんやろ。

そりゃあ最終報告書はまとまらへん筈やワ。

「癌と携帯の関係性は必ずしも否定し切れない」

なーんて有耶無耶な報告で終わっている。


踏ん張っても、世の流れに少数意見は飲み込まれる。

そんで、みーんなで忘れる。

私も忘れてた。

皆で忘れりゃ怖くない。


脳や目、

いろんなところに

確実に影響はあるやろ、とは思う。

そやし、政治家は携帯を使えない(使わない)人が多いのか?

今現在、何事においても人体実験の途中ですな。


古書というほどの古さではない。

15年ほど前なだけ。

世の中の展開が早いなぁ

とつくづく思いましたとさ。


続く