何週間前だったか忘れたけど、

大河の中で

吉高由里子さんが琵琶を弾いていた。

 

平安時代の住居の事だから、

外と隔てた壁もなく、

琵琶の音と、風の音が混ざり合って

めちゃめちゃいい音になっていた。

 

琵琶の音だけ聞いてみると、

かなり歪んだ音で、

雑い気がしていたけれど、

風の音と混ざるとあんなに素晴らしい音になるなんて…

 

本当なら、風の音や虫の音などが聞こえ、

ふくろうの声やら、水の音なども聞こえるのかもしれない。

それらと、あの琵琶の音が混ざるなら…

ああ、なんてステキなんだろう…

とめちゃくちゃ感動した。

音響のスタッフさん、ありがとうございました。

 

琵琶、弾きたくなっちゃったよ。



 

ドラマの方はね、

こじつけ感やムリヤリ感や、

堂々と、あっちゃこっちゃの話をオーバーラップさせる手法も、ちょいと好みではなくて、

でも、大好きな時代やから、

ちゃんとした時代考証に基づく世相や生活文化を見たいのびっくりマークという感じです。

定子や彰子の宮中生活に

大奥とか『地獄の花園』とか高校のカースト制とか、

まさか被せて来ないでよね… 

(式部と納言は被らない筈やし)

(道長とは年が違い過ぎる筈やし)

等等、懸念しながら、

とりあえずは、

やっぱ、和の色と、

色合わせの十二単が見たくて

それでドラマを見てますねんワ。