この先妄想です。

 

 

 

 

 

 

俺には恋人がいる。
愛さずにはいられない可愛いひと。

とても愛しいんだ。
俺にとったら唯ひとりのきみ。

だけどきみにとったら俺は、

唯ひとりの…ってわけじゃない。

でも、そんなことはどうでもいい。

きみをこの腕に抱けるなら、俺はちっぽけなプライドなど、安々と寝かしつけてみせる。


 

 

時には鍵の付いた箱に閉じ込めてしまいたいと思うこともある。

でも、それもナンセンスだろ?

そよ風に髪を梳かれ、温かな春の雨に肌を潤し、ガラスの瞳にあまたの星屑を集め、その身を愛で満たされて花になる。

かず…きみは自由でわがままで、欲しいものを欲しいだけ与えられるべく美しいのだから。



きみが隠すあの男。
 

それでもきみが、

無垢な瞳で俺の愛を欲しがるから。

抱きしめて囁くよ。
今宵は俺の腕で眠れ…と。

 

 

 

 

 

next  @Jun1 by na-ju。coming soon

(次回からアメンバー様限定となります。)

 

✽…✽…✽…✽…✽

 

それぞれのお話のはじまり。

 

プロローグ@Jun( by na-ju。さん)

プロローグ@Nino(by 蛍さん)

 

どうぞお楽しみください。