この先妄想です。
俺には恋人がいる。
愛さずにはいられない可愛いひと。
とても愛しいんだ。
俺にとったら唯ひとりのきみ。
だけどきみにとったら俺は、
唯ひとりの…ってわけじゃない。
でも、そんなことはどうでもいい。
きみをこの腕に抱けるなら、俺はちっぽけなプライドなど、安々と寝かしつけてみせる。
時には鍵の付いた箱に閉じ込めてしまいたいと思うこともある。
でも、それもナンセンスだろ?
そよ風に髪を梳かれ、温かな春の雨に肌を潤し、ガラスの瞳にあまたの星屑を集め、その身を愛で満たされて花になる。
かず…きみは自由でわがままで、欲しいものを欲しいだけ与えられるべく美しいのだから。
きみが隠すあの男。
それでもきみが、
無垢な瞳で俺の愛を欲しがるから。
抱きしめて囁くよ。
今宵は俺の腕で眠れ…と。
next @Jun1 by na-ju。coming soon
(次回からアメンバー様限定となります。)
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それぞれのお話のはじまり。
プロローグ@Jun( by na-ju。さん)
プロローグ@Nino(by 蛍さん)
どうぞお楽しみください。