この先すずの妄想です。
翔ちゃんとかずくんはラブラブ。大丈夫な方はどうぞお進みください。
鏡の中で、俺の髪をふわふわとかき混ぜながら、
ドライヤーを緩く振る翔ちゃんの口元を目で追う。
ふっくらと豊満な翔ちゃんの唇。
俺はそれが大好き。
だって、それは俺を悦ばすものでしかないのだから。
魅惑的な唇は何に例える?
瑞々しいいちご。艶やかなさくらんぼ。
ふっくらと張りがあって、鮮やかに紅い。
でもさ、俺に言わせれば、どちらもちょっと酸っぱいな。
翔ちゃんの唇はね、もっと甘くてねっとりしたものに例えたいよ。
そうだな…
熟れた桃とか?
…
やだ…やらしい…
俺は、思わず片手で口を押さえた。
「どした?熱い?」
パタリと両の手を止める鏡の中の翔ちゃん。
びっくりしたように二三度瞬いたその瞳は、飴玉みたいにまん丸だ。
「だいじょうぶ」
俺がふるっと頭を振れば、無言のまま再び髪に5本の指を通し始めた。大好きな唇を突き出して、それは機嫌の良い証拠。
その丸い瞳も好き。
人は、強い意思を秘めた翔ちゃんの瞳が素敵って言うけれど、俺は、俺を見て、俺にすっかりまいっちゃう甘い瞳が好き。
今だってほら、ぶつかる視線はどんどん柔らかさを増して、ふふ、飴玉は端から溶け始めている。
「あついな」
「ん?」
俺は着せられているバスローブの胸元を割る。
今週は先週とうって代わって夜になっても蒸し暑い。
するとご丁寧に、翔ちゃんはすぐさまその胸元を閉じてくる。
「しょおちゃん、あつい」
おれは、今度こそ翔ちゃんに聞こえる声で訴えた。
「ダメだって、肌が乾燥するだろ?このバスローブは、かずのために保湿効果の高いやつにしてんだから…」
「でも…」
俺は唇を突き出す。
「暑いじゃん」
そう言って、腰にバスタオルだけ巻いた翔ちゃんを恨めしげに見上げた。
「わかった、急ぐから」
翔ちゃんの手は、ぱたぱたぱたぱた、先程よりも派手に動いて、俺の髪を四方八方に散らす。
「はい、おわり。」
ドライヤーを乳白色のマーブルの化粧台の上にコトリと置いて、素直な俺の髪を両手で何度か撫で整える翔ちゃんは、とても満足気だ。
そんな恋人の様子を見たら、多少暑くたって俺も嬉しい。鏡の中、尖っていた唇が今は弧を描き、風呂上がりの上気したほほを、丸く持ち上げていた。
「じゃあ、クリーム塗ろう?」
そう言った翔ちゃんが、促すように俺の背中に手を添える。パウダールームを出て翔ちゃんが向かう先は俺たちの寝室。こんな風にふたりでお風呂に入ったあとは、翔ちゃんが俺の お手入れ をすることが、今やふたりの日常になっていた。
髪を乾かせば、翔ちゃんは俺をベッドに横たえて、翔ちゃんが俺のために探し出した、世界でいちばんすごいボディークリームを丁寧に塗ってくれる。美しい細工の施されたガラスの瓶からトロリ、手のひらにそれを垂らすと、翔ちゃんは俺が冷たくないように手の中で馴染ませ、その手をそっと胸の真ん中に置く。
「ん…」
もう馴れたことなのに、いつも最初の瞬間、喉の奥が鳴ってしまう。
すると、翔ちゃんはすっかり顔を緩めてニコニコと、俺から決して目を離すことなくその手指をやがて俺の身体の隅々にまで滑らせてゆくんだ。
翔ちゃんは、足の小指の先まで、俺の全身余すとこなく塗り上げているらしいけど、最後まで俺が正気でいられたためしはないから、本当のところはわからない。
たぶん、翔ちゃんが俺の足の小指を握る頃には、俺は翔ちゃんに身も心も溶かされていて、それどころじゃないんだと思う。
そんな翔ちゃんの お手入れ を、素知らぬ顔で実は期待している俺。
翔ちゃんの裸の背中について歩きながら、トクトクと心臓は鳴る。
「はい、寝転んでくださ~い」
半ば、おどけた風に言う翔ちゃんの言いなりに、ベッドサイドでバスローブの腰ひもを緩め、袖を抜いた。
腰を下ろせばスプリングは慣れた様子で俺の尻を包み、目の前の翔ちゃんは、いつも通り金色のキャップを捻る。手に作った窪みに垂れ落ちるトロリと艶のある液体。翔ちゃんがこちらを見て、片頬だけを口の端で押し上げて笑った。
なんか、悔しい。
その夜の俺は唐突にそんな感情に揺らされた。
「ねえしょおちゃん」
俺はやおら立ち上がり、翔ちゃんの手を両手で包む。
「今夜は俺がしょおちゃんをお手入れする…って、どうかな」
翔ちゃんの瞳を覗き込みながら、翔ちゃんの手のひらから、艶やかなそれを自分の手のひらに絡め取った。
「背中からにしようっと」
俺に見下ろされながら、ばつが悪そうにぎこちなくベッドに横たわった翔ちゃんを、俺は両腕で押して乱暴にひっくり返す。
「おいおい、優しくたのむよ?」
枕に顔の埋まった翔ちゃんの声は、洞窟の中で響くそれみたい。
「はい、おとなしくして~」
俺は、おもむろに翔ちゃんの肩甲骨の内側にペタンと手のひらをつける。
ペタペタ…ペタペタ…
翔ちゃんの広い背中で遊ぶ子供みたいに、隅々まで、色をつけるみたいに。
盛り上がった肩、程よくのった背筋、きれいに削がれたウエスト。
この背中があんな風に俺を力強く抱くのか。
次第にのぼせてゆく頭を、俺は慌ててブルルっと振っては、自分を呼び戻した。
「はいー、前向いて」
またまた乱暴に翔ちゃんをひっくり返せば、憎らしいかな、
「やべ、気持ちよくて寝かけた」
翔ちゃんは余裕たっぷりだ。
今や、翔ちゃんに馬乗りになった俺は、サイドテーブルからガラス瓶をひったくると、トロトロトロ…っと、翔ちゃんのみぞおちに直接クリームを垂らす。
「おいおい」
眉を下げた翔ちゃんが、掠れた声で抗議をしかけるけど、
「……」
俺がそれを指先で四方に伸ばし始めると、口をつぐんだ。
背中の時とはまるで違う。
俺の指が翔ちゃんの胸を滑る度に、翔ちゃんの瞳はうっとりと細められてゆく。
「ふふ…」
俺は、恍惚としてゆく翔ちゃんに気を良くして、お手入れ を、よりゆっくりと丁寧に進めた。
見つめあったままのそれは、翔ちゃんだけでなく、俺の脳も痺れさせてゆくみたい。
やがて、俺の目に映る翔ちゃんの回りが霞んできたころ、翔ちゃんがグッと腹に力を入れて背中を起こした。
「そろそろ、仕上げようか」
気付けば余裕たっぷりに微笑む翔ちゃん。
さっきまでの、俺にされるがままの翔ちゃんは、いったいどこにいったのだろう。
俺に戸惑う間も与えないまま、翔ちゃんは俺のバスローブを取り去った。
「櫻井さんって、背中きれいっすね」
久し振りに、肌見せのあるロケで声をかけられた。
かけてきたのは俺よりだいぶ年下の男子。
「は?何言ってんの?気持ちわる」
親しいスタッフだったから、喰い気味に反応した。
「あ、いえ、すみません。変な意味じゃないっす。」
そう言う彼の顔は赤い。
「あたりまえだろ?」
「すいません。ただ、なんか前より白いっつうか、つる?もち?」
彼はしきりに首を傾げる。そして、
「やっぱなんかお手入れしてるんすか?」
と、真顔で聞いてきた。
「ふはは!」
俺は大げさに笑い飛ばす。
「別に?何もしてないけどね」
そう言う俺に、
「ほんとっすか?え、なんか、なんつうか…」
腑に落ちない様子で、俺の肌のコンディションの要因を探し始める彼に、
「ほら、準備。時間ないんだから」
気を逸らそうと、俺は、めずらしく急かすようなことを言ってみたりする。
かずとの昨晩を、見破られることなど万に一つもないとわかっていても、内心ヒヤヒヤだ。
確かに、かず専用のボディークリームのお陰で、今日の俺はもちもちつるつるなのだ。
「すっげえ効き目」
若いスタッフが去って一人になった俺は、自分の胸をひと撫でして思わず呟いた。
とは言え、今日の俺がつやつやなのは、クリームのせいだけではない。
俺は自分のほほが歪むのを察して、パツパツと強めに叩く。
新鮮なかずとの体験が、俺の全てをリフレッシュさせたに違いないのだ。
収録で、俺の仕上がり具合を見たなら、かずはなんと言うだろう。
俺は思わずほくそ笑む。
「櫻井さん、お願いします。」
スタッフの呼び声に、いつになく気合いを入れる俺なのであった。
fin
☆…☆…☆…☆…☆
翔ちゃんの美肌解禁!
いよいよ今晩ですね(〃ω〃)
どんな仕上がり?
どこまで見せる?
はぁ(///∇///)
ワクワクが止まらない
ワクワク落選したけど(TT)
ワクワクが止まらないよ~
こんにちは
鼻息荒いすずです。
きっと皆様も楽しみにされているはず
ですよね?(/ω・\)チラッ
うん、
とにかく今夜は正座で視聴(^^)
今日もお寄りくださって
ありがとうございました。
涼風
