Vector glide CORDOVA Super light | 炎の北海道民

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スキー⛷ 自然などをつらつらと書きます。


ニコ試乗日
   2019/1/14
ニコスキー場
    キロロ
爆笑バーン状況
   圧雪

ラブスキー板
   VECTOR GLIDE CORDOVA SUPER LIGHT
ニコサイズ
   170cm R19.1 120/85/110



お願い感想
   佐々木大輔のデナリ滑走のために開発されたスキーですね。オレンジをベースとしたシンプルなデザインが大好きです。ベクターグライドって、なんか独特のイメージがある。媚びてないというか、滑れるなら滑ってみろよと言われている感じというか…。そこがスキーオタクの心に刺さるんでしょうな。当日も全身黒ずくめのお兄さん達がメローな音楽を流しており、通っぽいお客さんが試乗していました。

    このスキーはツアー用というよりも探検用といった感じだ。行動するための道具としてスキーを考えた場合、重要なのは、

 1.軽量である事
担ぐにしろ、スキーで登るにしろ軽いにこした事はない。

 2.ウエストが太すぎない事
太すぎると歩きずらいし、氷化した斜面をトラバースするときにエッジを噛ませにくい。更に障害物などを避けるには素早い切り替えを要求されることもある。あと、ロッカーのきつい板は、斜面のトラバースに不利

3.長すぎない事
シールをつけた登行において、キックターンしづらい。

更に、このスキーは以下の要件も考慮されている(だろう)。
4.硬い斜面でスピードを出しても安定している事

   そのため、板のフレックスはかなり強いと思います。パウダーを積極的に楽しむスキーではない。
   このスキーは山板としてかなり上級者向きではないかと思う。ゲレンデ向きではないでしょう。特にショート系の板に乗り慣れた人には、操作性が悪いと感じるかもしれない。

やはりベクターグライドは媚びてない。

Fall Line 2019 No1にベクターグライドが特集されていた。Vector GlideはWorksマシンだと、つまり市販用だからといって芯材などをスペックダウンしていないという。品質には頑固そうなオガサカスキーの製造ですから、きっと良いスキーなんでしょうね。こういうこだわりがスキーオタクの琴線を激しく揺さぶるのだなぁ。欲しいぞ!