☆。,:・゚★。,:・゚☆。,:・゚ last stage
めでたいのは顔だけにしてよねぇ~~~」
なっ、なぬっ?!
最近・・・・
いや、あの冷戦を乗り越えてからというもの
リナの迫力は勢いを増しているような気がする。。
「さっきから“やっぱ私のオトコ見る目はまちがいないんだ”って
大口叩いてるけど、あんたそれ正気なの??」
「でもっ、雅紀くんはまちがいなかったでしょ??」
「あんたのオトコ見る目はもとよりないんだから
勘違いし・な・い・こ・と。」
「な、なによっ」
紅葉全開・・・
「はじめはぜーんぜん自信なくて
雅紀くんのことあきらめようとしてたくせにぃ~~」
「それはぁっ」
リナが余計なこといわなかったら
私たちはもっと早くむすばれてたんだからっ
でも・・・まぁ・・・・
そんなリナのおかげでもあったんだけどね
私たちが結ばれたのは
「でもまさか雅紀くんが元クラスメイトだったとわね~」
「んと」
「人生ってなにが起こるかわかんないわよね~」
「てかリナも覚えてなかって私たち忘れすぎじゃない?」
「うんまあ・・・そういうとこは似てるってわけだ(笑)」
リナの背中が勇敢に見えた日・・・・
私たちの恋のキューピットもしてくれてたなんて・・・
ここはとりあえず
目をつむっといてあげよう・・・なむ~
「でもさ~私たち
なんでまた女だけでこんなとこにいるだろうね~
別にフリーなわけでもないのに(泣)」
「だって翔くん、チョーーー多忙な人だもん。」
「そっかそっか~リナもいっしょかぁ~」
「なに?まゆも??」
「そうだよ。まーくんはまたどっか旅に出ちゃったよ~~」
「そっか~。彼がいたってさびしいもんだね~」
季節はすっかり寒くなったというのに
あいかわらずテラスはカップルたちであふれかえっていて
気付けばまた女2人・・・・ど真ん中の席を陣取っている。
「あの・・・・よかったらこれ召し上がってください。」
「なにこれ?」
「いつもご利用いただいているお二人へ、当店からのサービスです。」
いつかこのテラスに
王子さまときたいって?
「よかったねぇ~~まゆ。いいことあったね~うんうん」
「いかったいかった」
う~ん
私はやっぱリナとくる方がいいかな。笑
「まゆはともかく私みたいな女はやっぱ
誰もほっとかないってことかしら~~」
「ちょっと!ともかくってなによっ。てか紅葉にいわれたくないしっ」
「もみじってなによ??
てかさー、せっかく女子力アップ術伝授してあげたのに
ぜんぜん活用してないんだもん~」
「だってこっちのほうがいいって雅紀くんが・・・」
「ほらほら、そうやってね気を抜いてちゃ
雅紀くんほかの女にとられちゃうんだから
・・・もっと“あか抜けた子”にね!」
「くぅ~~~っ!わかった、リナ私がうらやましいんでしょ~~??」
「ふふ~んだ、私には櫻井翔っていう王子がいるも~ん
別にうらやましくないも~ん」
「うちの相葉の方がイケメンですけど!?」
「うちのほうがっ」
もおーーやっぱゆるしてあげないっ!
「おーーーい!まゆちゃ~~~~ん!」
「あれ?まーくん??」
「たんだいまぁーーー!」
「帰ってくるの早くない??」
「なんか会いたくなって予定より早く帰ってきちゃったよぉ~~」
「そうなの!?おかえりなさ~~い!
まぁ~~~く~~~~ん(泣)」
「よかったね、まゆ(にこ)」
「え、あ、うんっ」
なんだか。
私たちってあってるのかあってないのかわかんないけど・・・
「ええっとじゃ、じゃあ・・・」
「いいよ。気にしないで行っといで」
「ごめんね」
「ううん」
こんなでこぼこな私たちでも
それなりにお互いを必要としていたりする。
「なんかいっつも見送る側だったから・・・変な感じだね///」
「そうだね、でもまゆにもそんな日がきてうれしいよ・・・」
「なにいってんのよ///」
「はいはい。じゅーぶん見せつけてもらったから、とっとといっちゃいな~」
ここだけの話・・・・
リナが落ち込んだとき
私がかけこみ寺だったりするんだ。笑
「う、うん、わかった。じゃ、いくね」
「はいよ。また明日ね~ばいば~い」
意外かもしれないけど
それが友情ってもんなのかもね。
「まゆちゃんとこうして並んで帰るの、何年ぶりかな?」
「あ・・そういえばあの日
2人で居残りをした日もいっしょに帰ったね?」
「俺ずっと夢だったんだぁ。
こうしてまゆちゃんの隣に並んで歩くの。」
「そうだったんだ・・・」
「今日さ、よかったら・・・このままうちに来ない?」
「な、なんですと!?////」
「いや、そ、その、別にやましい意味じゃなくてさっ
その・・・ほら・・・・むかし約束してたの・・・覚えてる??」
「約束・・・?」
「うちで飼ってる動物見てみたいって」
「もしかして・・・覚えててくれたの?」
「・・・うん。」
「うんっ、行きたい!」
きみが超ミニをはいてみたり
(ずっこけたのはいまだに未知だけど)
語尾をあげてみたり
おかしなまつげをつけたりするの
今ならちょっとだけわかる気がするんだ。
俺もきみにとって
かっこ悪くない男でいたいって思うから。
でもやっぱ俺は
この地味であかぬけないまゆちゃんが
だーいすき。
あ、でも
めがねは外しててもいいかな?
だってキスしにくいでしょ?笑
「雅紀くんはどうしてこの大学に入ろうと思ったの?」
「え?俺がこの大学に入った理由??」
「うん、聞かせてよ。」
「う~んとね~・・・なんでだと思う?」
「えっと・・・なんだろう・・・?」
「ヒント」
「うんうん」
「俺がまゆちゃんが入るような頭のいい大学、入ると思う??」
「・・・・えっ、まさかワイロ!?」
「あはは、違うよ。」
口が裂けても言えないよ。
「もう忘れちゃったな~」
「え~うそでしょ!?教えてよ~~」
「ひーみーつー。教えてあげないっ」
「ええーずるいーー」
きみに会うためだったなんて・・・・こんな無謀すぎる動機。笑
「さ、ついたよ。どうぞあがってあがって~」
「おじゃまし・・・ま・・・・」
「おじょう!帰ったよ~~よしよし~」
「こ、このサルは・・・まさか?」
「あ、この子、最近飼いはじめたリスザルの‟お嬢”。」
「・・・・だから私と同じ匂いがしたの?」
「どうしたの?まゆちゃん?」
キキッ
「あれ?お嬢がこんなに懐くなんてめずらしいね~」
キキキッ
「まゆちゃんに通じるものがあるんじゃない?」
やっぱり私はシンデレラよりも・・・・
王子さまのペットが似合ってるんでしょうかーーーーーーーー泣
☆。,:・゚★。,:・゚☆。,:・゚............fin
